CHIBA TRAIN NET

鉄道車両に関する記事・鉄活動記録の他、模型の紹介なども掲載していきます。

機関車・客車・貨車 その他(特集)

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小湊鉄道里山トロッコ

里山トロッコ」は2015年秋より上総牛久駅養老渓谷駅の間で週末を中心に運用を開始したです。

SL風の小型機関車が2軸客車を牽引し、のどかな田舎をトコトコ走る姿は心を癒されるものがあります。

 

 

小湊鉄道 里山トロッコ 機関車DB4

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↑ 観光用トロッコ列車として運用される機関車と2軸客車。

里山トロッコ」は観光用トロッコ列車として観光用トロッコ列車として2015年にSL風ディーゼル機関車(DB4)と2軸客車が製造されました。

 機関車(DB4)は、かつて所有していたコッペル社製Cタンク4号蒸気機関車をモデルとしたディーゼル機関車で、水タンク相当部に256kWのボルボ直列6気筒の機関が搭載されました。

動力は液体変速機を介してフランジレスの第2軸を駆動し、前後軸へはロッドで伝達。

煙突からの煙やドレンからの蒸気排出も蒸気機関車同様に再現され、汽笛は五井駅で静態保存されているB10-4号機のものが移植されました。

バック牽引は行われず、反対向き(上り列車)で走行するときは、運転設備を持つ客車から遠隔操作から行われます。

マスコンは力行前後操作で、ブレーキは縦軸の2ハンドル。

前灯下にカメラが設置され、死角を保管しています。

2015年11月より運行が開始されましたが、わすか2日間の営業運転でサイドロッドの一部に破損が見つかり、すぐに運休となってしまいましたが、サイドロッドはダミー(飾り)のため今後はこれを撤去して運行することになり、翌年3月中旬より運行を再開し、本格的な運用が始まりました。

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 ↑ トロッコ列車の先頭に立つ、ディーゼル機関車DB4。見た目はSLです。

 

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 ↑ 機関車を正面から見た様子。

 

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 ↑ 側面から見た様子。

 

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 ↑ 先頭部分の様子。

 

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 ↑ シリンダーなども再現され、走行するときは必要のないピストン運動も行われます。

 

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 ↑ 当初の故障の原因となったサイドロットは、結局外されてしまいました。

 

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 ↑ 運転台キャビン付近の様子。

 

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 ↑ ホームから運転台付近を撮った様子。

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 ↑ 機関車の最後部の様子。バック牽引は行われないため、この面が先頭に立つことはありません。

 

小湊鉄道 里山トロッコ 2軸客車

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 里山トロッコ用の客車は4両編成で、すべて車体長8.5m・幅2.7mの2軸車。
車端部に外つり扉を設置し、キハ200形に準じた塗装が施されています。
 前後の2両(クハとハフ)が窓付きで、空調設備と電源用発電機を搭載、中間の2両(ハテ)は窓がなく、腰部分にもスリットが入りました。

全車とも天井は中央部を除きUVカットガラスとなり、座席は1,370mmピッチの木製でボックス配置されました。

 上り列車で先頭となるクハには機関車と共通構成の半室運転台と乗務員用扉が付いています。

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 ↑ 上り列車の先頭となるクハ101には半室の運転設備が備わっています。

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 ↑ クハ101 運転台付近の様子。

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↑ 客車はすべて2軸で車体長さは8.5mと短い。

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 ↑ 中間車ハテ101、側面窓がありません。

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 ↑ 中間車の側面にはスリットが入っています。

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↑ ハテ102の様子。 

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↑ ハフ101。こちらは窓付きです。

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 ↑ 屋根にはUVカットのガラスを採用。

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 ↑ ドアは外吊り方式です。

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 ↑ 車内は解放感たっぷりです。

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 ↑ 天井の様子。

【特集】里山トロッコ その1(上総牛久)

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 地元小湊鉄道トロッコ列車が走るとの情報を聞いたのが、2015年秋のこと。

小型SL風のディーゼル機関車に2軸貨車4両を連結して上総牛久から先の区間で、週末に運用されること。

営業運転が開始されたら少ししてから撮りに出かけようと思っていましたが、開始わずか2日でトラブルにより運休となったため、翌年の運行再開を待ってからの訪問となりました。

小湊鉄道を訪問したのは2016年4月3日(日)、天気は曇り、五井駅からの回送も撮りたかったので、朝早く上総牛久駅を訪問しました。

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上総牛久駅の1番ホームでしばらく待っていると、普段見慣れている駅構内に、遊園地で動くおとぎの列車のような小さな列車がやってきました。 

先頭の機関車は蒸気機関車の恰好をしていますが、中身はボルボ製のエンジンを搭載したディーゼル機関車で、迫力はありません。

見かけよりもすっと静かに2番線ホームに停車しました。

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11月の運行開始直後に発生したトラブル原因となった「サイドロッド」は外されていました。

多少面白さに欠けますが、仕方ないところです。

全体的に小さい列車。

小湊鉄道のイベント列車としては、これくらいの大きさ・長さがちょうど良いですね。

 

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 2番線ホームの前面から撮った写真です。

機関車が少し綺麗すぎかも知れません。

模型なら、艶消しのスプレーをかけたいところ。

SLトロッコ列車としては雰囲気は十分に出ており、乗って十分に楽しめそうです。

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 足元から水蒸気を噴出。凝った演出です。

石炭の香りはしませんが、十分に雰囲気は出ています。

 

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 水蒸気で周辺がいっぱいになっています。

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 足元から水蒸気を出している様子を前面から撮影。

かつて、ここを走っていた蒸気機関車もこんな雰囲気だったのでしょうか。 

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五井駅からの接続列車が到着。

この列車から多くの乗客が「里山トロッコ」列車に乗り換えます。

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 タブレットを駅員さんが運転手に渡します。

本物のタブレットです。

 小湊鉄道線のうち、ATSによる自動閉塞式区間は五井-上総牛久間のみ。

上総牛久-里見間は票券閉塞式、里見-上総中野間はスタフ閉塞式となっています。

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里山トロッコ列車」が上総牛久駅を出発するところです。

列車は下り方面に向けてゆっくりと出発していきました。

 

 

【特集】里山トロッコ その2(里見駅)

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 里山トロッコ列車の出発を上総牛久駅で見届けてから、車で里見駅に先回りし、列車の到着を待つことにしました。

 数年前に列車の交換設備が復活した里見駅構内ですが、ローカル線の雰囲気が満載で、里山トロッコ列車の雰囲気にぴったりです。

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 訪問したのが4月上旬ということもあり、駅構内には至る所で菜の花が咲き乱れていました。

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 里山トロッコ列車蒸気機関車のように煙突から煙を出しながらやってきました。

まるで、黄色い菜の花の海の中を走っているようでした。

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 スピードが遅いので、駅構内に到着するまでの間、何枚も写真が撮れました。

この写真が特にお気に入りです。

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 D51やC61の迫力ある機関車も良いのですが、このようなかわいらしい機関車もいいですね。

ディーゼル機関車であることを忘れてしまいます。

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 客車の長さは短く2軸、キハ200形と同じツートンカラーです。

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 里見駅を出発した里山トロッコ列車

 沿線では菜の花の他に、ピンク色の桜も列車を見守っていました。

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 速度が遅いので写真をもう1枚。

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 写真を更にもう1枚。

この付近は小湊鉄道線でも有名な撮影ポイントです。

 

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 自分の立っている目の前を機関車がゆっくりと通り過ぎていきました。

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 列車は、養老渓谷方面に走っていきました。

【特集】里山トロッコ その3(上りバック運転)

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 里見駅で下り列車を見送った後は、CM撮影地などでも使われる、小湊鉄道線の中でも特に有名な上総鶴舞駅に向かい、バック運転となる上り列車を待ちました。

写真はキハ200形3両編成による下り列車が上総中野方面に向かったところを後追いで撮ったものです。

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 しばらくすると、上り列車がゆっくりとしたスピードでやってきました。

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 下り列車の終点となる養老渓谷駅では、機関車を付け替えるための機回し設備も、向きを変える転車台もありません。

そのため、上り列車は写真のようなバック運転となります。 

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最後尾に連結される客車には運転台が設けられ、機関車を遠隔操作できます。

上り列車では、この客車が先頭車となり、運転手さんはここに座って列車を運転します。 

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 上り列車が通り過ぎた後、後追いで列車を撮った写真です。

機関車の目玉は赤くなっています。 

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 上総鶴舞駅から車で先回りして、終点の上総牛久駅手前の撮影ポイントから上り列車を撮影。

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 軽便鉄道ディーゼルカーみたいです。

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 列車が通り過ぎた後、後追いで1枚。

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 更に望遠で1枚。列車が踏み切りを渡るところです。

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 本物の蒸気機関車でなく、往年のSLフアンの方から見れば納得がいかない部分もあるかも知れませんが、割り切ってしまえばとても楽しい列車ですし、個人的にはこれはこれで良いのではないかと思います。

次の機会では、実際に乗車してみたいですね。

 

 

いすみポッポの丘 その10

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 銚子電鉄のデハ701です。

まだ、自分が本格的に写真を撮るようになったのが今から10年以上前のことですが、その頃はまだ現役でしたが、老朽化のためか稼働率は低く、銚子を訪問したときはいつも車庫で休んでいて、ついに一度も走行する姿を撮る機会を得ることなく引退してしまいました。

その後、解体されずにポッポの丘に搬入されたと聞き、一安心したのを思い出します。

デハ701は、同じくポッポの丘で保存されるデハ702とは同型で、近江鉄道出身の15m級の電車。

同じ銚子電鉄のデハ801やデハ1000形よりも一回り小さな車体でした。

こんな電車が10年前にはまだ銚子で走っていたんですね。