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CHIBA TRAIN NET

鉄道車両に関する記事・鉄活動記録の他、模型の紹介なども掲載していきます。

JR東海 キハ11形 100番台

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↑ JR東海の非電化ローカル線用として登場したキハ11。

キハ11形は、国鉄から継承したキハ30系・キハ58系などの置き換えと、ワンマン運転の拡大用として、JR東海が非電化地方交通線向けに増備したティーゼルカーで、1989年に登場しました。
新潟鉄工所の軽快気動車、NDCをベースとしてJR東海仕様とした車両で、全長18m級の普通鋼製車です。

出入口はワンマン運転に対応するため車体両端に配置し、幅850mmの片引き戸(押しボタン式の半自動ドア)となり、側面窓が211系近郊型電車に準じて下降式の1段窓となりました。

塗装はJR東海/鋼製車標準色で、アイボリーをベースにオレンジとグリーンの湘南色の帯を配した配色となりました。

車内はラッシュ時と日中の閑散時を対応するためセミクロスシートとなり、シートは同時期に製造された211系5000番台車に準拠したバケットタイプが採用されました。

エンジンはキハ85系同様のカミンズ社製C-DMF14HZAですが、液体変速機は軽快気動車用のC-DW15(変速1段、直結2段)を使用し、出力を330psに抑えています。(キハ85系は350ps)

台車は軽快気動車で実績のある2軸駆動で空気ばね式のものを履いています。

キハ11形のうち、基本番台車は暖地向けで10両製造され、伊勢車両区の配置で名松線参宮線紀勢本線などで運用されました。

100番台車は寒冷地向けで23両が製造され、導入当初は美濃太田区に配置され高山本線太多線などで運用されていましたが、後に6両が伊勢車両区に転属しました。

(なお、キハ11形はこの他にステンレス車体の増備車(300番台車)も存在しますが、ここでは特に触れません。)

キハ11形は2014年頃まではこれら地区の主力として運用されてきましたが、2015年3月に武豊線の直流電化により余剰となったキハ25形及びキハ75形が高山本線太多線用に転用され、更に2014年から2015年にかけてキハ25形2次車52両が新製され、美濃太田区や伊勢車両区に順次投入されると、キハ11形(基本番台・100番台車)は、同地区で運用されていたキハ40系列と共に置き換えとなり、すべて引退となりました。

引退したキハ11形(基本番台・100番台)のうち、一部はミャンマー鉄道省に譲渡され、また100番台の1両(123号車)は、同時期に引退した東海交通事業所のキハ11形200番台4両とともに、ひたちなか海浜鉄道へ譲渡されました。

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↑ 美濃太田区のキハ11形100番台車。トイレ設備が無いため長距離列車には使用されませんでした。

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↑ 岐阜駅に停車中の100番台です。

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↑ 側面の様子。

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セミクロスシートの車内の様子。

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↑ 座席は211系近郊形電車に準じています。

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↑ 運転席・ドア付近は混雑緩和のためにロングシートになっています。