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205系 概要

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↑ 南武線で運用されていた205系は、2016年にE233系に置き換えられました。

205系が登場したのは、世の中のバブル好景気とは対照的に、国鉄の赤字が膨大に膨れ上がり、財政も末期症状を迎えていた頃でした。
これまで投入されてきた201系が、運転コストには低減されていたものの、初期コストの高さが問題となり、新製コスト・ランニングコストともに優れた車両の登場が望まれていました。
こうした背景から、205系は、軽量ステンレス車体ボルスタレス台車界磁添加励磁制御装置を採用された、それまでの国鉄型電車とは全く様子のことなる通勤型電車として、登場しました。
205系が最初に投入されたのは山手線で、1985年1月に量産先行車となる40両4編成が登場し、半年も経たないうちに本格量産車となる二次車が登場しました。
山手線への205系の集中投入は同区の103系を他の路線へ追い出し、3年後の1988年には山手線全車両が205系に置き換えられました。
205系はその後勢力を延ばし、総武緩行線横浜線南武線京葉線武蔵野線のほか、関西にも配置され、209系が登場するまでの間、国鉄~JRの標準型通勤電車として1373両が製造されました。
2002年4月以降、ATC装置のリニューアルに伴い山手線にはE231系500番台車が投入され、使用車両が一掃されましたが、捻出された大量の205系は、まだ車歴が浅かったこともあり、他の線区に転属し、路線に残る103系を淘汰しました。
JR東日本では、2011年から2016年にかけて、京葉線埼京線/川越線横浜線南武線にE233系が大量投入され、これらで路線で運用される205系は全て廃車となりました。
このうち、京葉線埼京線で運用されていた205系のうち、一部の車両車両は、宇都宮線日光線のローカル運用に転用され107系・201系を置き換えた他、また富士急行にも譲渡されました。
現在、JR東日本管内では、仙石線武蔵野線南武支線鶴見線と上記の日光線宇都宮線で引き続き運用されています。

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↑ 京葉線の205系は、2011年にすべてE233系に置き換えとなっています。