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CHIBA TRAIN NET

鉄道車両に関する記事・鉄活動記録の他、模型の紹介なども掲載していきます。

秩父鉄道 デキ200形

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↑ 2013年1月に紅褐色の新しい塗装に変更されたデキ201。

デキ200形は、1964年のオリンピック開催を控えた建設ラッシュでセメント需要が増加したことから、貨物輸送力増強のため、1,000t級重量貨物鉱石貨物列車牽引用として、1963年に3両が新製されました。
主要寸法はデキ100形と同じですが、モーター出力が230kWに増強され、牽引力が22%増えています。
車体前面の運転席・助手席の窓にはひさしが付き、窓は下辺を高くして長くなり、前照灯は2灯化されました。
台車は、軸重移動を少なくするために心皿位置を低くして、荷重は前後のL形軸はりを結ぶコイルバネで受けるという特殊な方式となり、ホイールベースはデキ100形よりわずかに短くなっています。
制御段数はデキ100形の17段から31段に増やして、引張力の変化を少なくしています。
しかしながら、この特殊な台車は台車枠やレールに与える影響が非常に大きく、制御装置の多段化も実際にはノッチ扱いが頻繁になるというデメリットの方が大きかったため、これらの仕様はデキ200形のみとなり、その後増備された機関車には採用されませんでした。
また、この複雑で扱いにくい仕様が災いし、輸送力が減少傾向となった2000年にはデキ202・デキ203が廃止となり三岐鉄道へ譲渡されました。
現在はデキ201のみが残っていますが、2000年に12系客車に合わせたダークグリーンへ塗装が変更され、「パレオエクスプレス」のサポート役となりました。
パレオエクスプレス」が運転されない冬季には、貨物列車にも使用されています。
2013年1月には、紅褐色基調の新塗色に塗り替えられています。

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↑ 現在はデキ201の1両のみが在籍し、「パレオエクスプレス」のサポートなどに使用されています。

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↑ 台車や制御段数などの仕様が特殊です。