CHIBA TRAIN NET

鉄道車両に関する記事・鉄活動記録の他、模型の紹介なども掲載していきます。

相模鉄道 8000系

f:id:chibatrain:20170423210514j:plain

↑ 従来車よりも前面デザインが大きく変わった相模鉄道8000系。

 相模鉄道8000系は、6000系の老朽化に伴う書き換駅用として1990年に登場しました。

1999年までに10両編成13本(130両)が増備されましたが、2004年に湘南台駅で発生したレール削正車との衝突事故により、1編成が廃車となっています。

車両は、これまでの新製車同様、日立製作所製で、車体はアルミニウム合金製の20m級の4ドア車です。

車体幅は、2930mmと幅広タイプ。

 車体前面は従来の切妻型から「く」の字型に変更され、曲面を多用した左右非対称の立体感あるデザインとなりました。

屋根上の集中式冷房装置は新製時から搭載されましたが、従来搭載していたベンチレーターは廃止されています。

前面のライトの位置なども変更され、前照灯は車体中央下部、尾灯は車体上部に配置され、前面下の排障器は車体と一体となるタイプとなりました。

 座席はロングシートが基本ですが、7000系で試験的に採用されたセミクロスシートが本格的に導入され、各編成に2両づつ(5号車と8号車)に組み込まれています。

制御装置は、新7000系の実績を踏まえ、GTO素子の回生ブレーキ付きVVVFインバーター制御方式が本格採用されました。

但し、新7000系のVVVFインバータ制御車が1C4M方式であるのに対して、8000系で動力車をモハ8100形とモハ8200形の2両1ユニッ構成とし、モハ8100形にVVVF装置を搭載して1C8M制御(1つの制御装置で8つの主電動機を一括制御)とされました。

また、滑走が多発した新7000系の反省を生かし、主電動機の出力を抑え動力車比率を6M4Tと新7000系よりも増やされました。

(2016年以降、一部の車両が機器更新を行った際にIGBT素子のVVVFインバータに変更されています。)

駆動方式は、相鉄車両の特徴である直角カルダン駆動方式が採用され、外から見えるディスクブレーキも健在です。

 塗装は、前面窓周りが黒く塗られ、登場時は側面下部分が赤と白の帯が配され、前面運転台下部分も赤く塗装されていましたが、2007年以降は順次相鉄のコーポレートカラー(青とオレンジ色が基調)に変更され、登場時のカラーは消滅しています。

f:id:chibatrain:20170423210515j:plain

 ↑ 現在は相鉄のコーポレートカラーとなっています。

f:id:chibatrain:20170423210516j:plain

 ↑ 編成は6M4Tの10両編成です。

f:id:chibatrain:20170423210517j:plain

↑ 「く」の字型で左右非対称の前面デザイン