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キハ30

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 ↑ 久留里線で2012年12月まで活躍したキハ30。

キハ30は、国鉄気動車の中では、最初で最後の通勤型車両となったキハ35系グループに属します。
キハ35系は、都市近郊の人口増加に伴い、急速に増加した都市近郊「路線の輸送力確保も目的として、1961年11月に登場しました。
そのため、車体は3扉ロングシートとなり、側面窓はユニット窓を気動車では初めて採用、客用3扉や両開き扉も気動車初となりました。
外吊式客用扉は、3扉両開きステップ付きとされましたが、これはステップ部分での台枠強度確保を考慮されてもので、キハ35系車両の外観上の大きな特徴となっています。
また、気動車としては初めて前面に行先表示器が取り付けられ、通風器がグローブ型ベンチレーター、走行機関は特急・急行型に搭載されていたDMH17H型が採用されています。
キハ30は、このキハ35系グループの中では、便所なしの両運転台車として製造された仲間で、1963年2月から1966年にかけて100両が製造され、全国の非電化近郊路線に投入され、活躍をしました。
キハ35系グループは、もともと電化されるまでの近郊路線の輸送力増強として誕生したため、その後の各路線の電化の進捗に伴い、住処を追われるようになっていきましたが、転出したローカル線では、ロングシート仕様の室内が災いして、乗客の評判もよくありませんでした。
こうしたことから、老朽化が始まると、急速に廃車が進み、両運転台車であり単行運転ができるなど使い勝手が良かったキハ30も、2012年の久留里線での運用を最後に引退となりました。

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 ↑ 木更津駅構内でDE10と肩を並べるキハ30

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↑ 久留里線では、他形式と併結して運用されることが多かった。

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↑ 木更津駅に停車中のキハ30。

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↑ キハ35系シリーズの特徴である外吊り式の客用扉。

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 ↑ 客用扉の内側はこんな感じです。

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 ↑  車内の様子。

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↑  この車両(キハ30 62)は日本車両で昭和41年に製造されました。