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205系 武蔵野線/転入車

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 ↑ 山手線などから転入した205系は制御方式がVVVFインバータ制御方式に変更されました。

武蔵野線には、従来より新製投入された205系5本が運用されていましたが、2002年以降、山手線E231系500番台導入などで捻出された205系が転用され、老朽化していた103系をすべて置き換えた他、列車増発用にも使用されました。

武蔵野線で運用される車両は、直通運転を行う京葉線地下トンネルの急勾配区間を走行することから、従来車では6M2Tという高いMT比率で編成が組まれていました。

しかしながら、元山手線から捻出された205系は、短編成化の上で武蔵野線以外の多数の地域にも転用し電動車が不足したことから、武蔵野線転用車については、電動車の主電動機を新設計のMT74形(かご形三相誘導電動機)に交換し、制御装置もIGBT素子を用いたVVVFインバータ制御に変更することで高出力化を図り、動力車比率を4M4Tと下げながらも従来車と同様の性能が確保されました。

VVVFインバータ制御は、すでに209系やE217系で実績のある、1台の制御装置が2両分8個の主電動機を制御する方式ですが、このインバータ化改造車は、性能や構造が既存の205系のM車およびM’車とは大幅に相違することから、車両番号も5000番台として区分されました。
武蔵野用として京葉車両センターに所属する205系は、8両編成44本(320両)で、そのうち36本(288両)が5000番台車となっています。

 2017年5月以降、山手線にE235系量産車の投入が開始されましたが、これにより捻出されたE231系500番台が中央・総武緩行線用に転用され、置き換えられた209系500番台やE231系基本番台車が武蔵野線用として転属し、老朽化した205系を置き換える予定で、数年後には205系は武蔵野線から姿を消すものと思われます。

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 ↑ 新松戸駅に到着する205系、府中本町行き。

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 ↑ 103系に代わって、武蔵野線の主役となった205系転用車。

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  ↑ 西船橋駅に停車中の205系。

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 ↑ 踏切のない武蔵野線ではスカートが必須ではありませんが、205系の転入車にはそのままついています。

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 ↑ 運転席側側面の様子。

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 ↑ 側面の様子。