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鉄道車両に関する記事・鉄活動記録の他、模型の紹介なども掲載していきます。

上毛電気鉄道 デハ104

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↑ 現在大胡駅で静態保存されているデハ104。イベント開催時に公開されます。

1928年の路線開業時には、川崎車両製としてデハ101~104とデハニ51・52の系6両が製造され、導入されました。
1952年~1956年の間に実施された更新工事では、デハ100型(101~104)は3扉から2扉に変更され、扉位置も車体中央寄りに移設、乗務員扉の追加・中央前橋側の貫通扉追加や側窓の大きさ変更などが実施されました。
1977年から1981年にかけて、同鉄道では元西武鉄道車両の導入により車両の標準化が図られ、デハ100型を含む在来車がほとんと淘汰されましたが、当時残っていた貨物列車牽引や保線列車(ホッパ貨車など)牽引のため、単行運転の可能なデハ101・デハ104の2両が電気機関車代用として残されました。
その後も同車は朝ラッシュ時の区間列車などにも使用されていましたが、その車齢の高さから1997年には定期運用から撤退し、デハ104は長期休車の後に廃車となりました。
廃車後、デハ104はほぼ原形のまま大胡駅南側線に長く留置されていましたが、2006年にイベントに合わせて整備され、塗装も1960年以来の「カラシ色」に再塗装され、以降イベントなどで公開されるようになりました。
なお、貫通路側を西桐生側に向ける大がかりな方向転換も実施されたため、現在貫通扉付き前面は動態保存中のデハ101とは逆になっています。

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 ↑ 静態保存時に大がかりな方向転換が行われたため、現在は中央前橋側が前面非貫通となっています。

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↑ 運転席側面の様子。

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↑ 側面の様子。

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↑ 台車はデハ101同様、川崎車両製のKO台車です。

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↑ 床下機器の様子。