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鉄道車両に関する記事・鉄活動記録の他、模型の紹介なども掲載していきます。

253系 (2010年7月引退)

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 ↑ 品川駅に到着する253系「成田エクスプレス

253系は、都心と成田空港を結ぶ空港連絡特急「成田エクスプレス」用として導入された車両で、「成田空港鉄道」によりJR東日本京成電鉄と共用する成田~成田空港間の新線が開業した1991年3月から営業を開始しました。
車体は床と屋根にステンレス鋼板を使用した普通鋼製車体で、車内は普通車が二人掛けの非リクライニング座席を向かい合わせとしたボックス式クロスシートとなり、グリーン車は1人掛け座席と2人掛け座席の他、コンパートメント(個室・定員4人)も用意されました。
走行関係は、251系を基本とした界磁添加励制御で、主電動機は205系と同じMT61直流直巻電動機を搭載、弱め界磁率を30%まで使用することで高速性能を高めた仕様とされました。
台車はボススタレス式で、乗り心地改善を図るためにヨーダンパ・軸バネダンパを採用、ブレーキは回生ブレーキ併用電気指令式ブレーキとなり、総武本線での最高速度130km/h運転を実現しました。
編成は、当初は全編成とも2M1Tの3両編成で、その組み合わせで6・9両編成として運用されていましたが、1992年中間車の組み込みにより6両編成が登場、2002年の増備車も6両編成となり、最長12両編成で運用されました。
2009年に「成田エクスプレス」用の後継となるE259系が登場し、253系はこれに置き換わる形で全車が「成田エクスプレス」の運用から撤退し、うち6両×2本が1000番台に改造され東武直通特急用として転用、及び3両×2本が長野電鉄に譲渡されましたが、残る車両はすべて廃車となりました。

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 ↑ 導入時3両編成基本でしたが、利用客の増加により6両編成も登場、最大長12編成で運用されました。

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 ↑ 総武本線で走行中の253系により成田エクスプレス

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 ↑ 津田沼駅を通過する253系。最高速度130km/hで運転された。

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 ↑ 車体は今までの特急形とは異なる斬新なデザインが採用されました。

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 ↑ 先頭車は連結器とジャンパ栓・ホロの結合を自動的に行うことが可能となっています。