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鉄道車両に関する記事・鉄活動記録の他、模型の紹介なども掲載していきます。

651系

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 ↑ JR東日本初、485系以来のフルモデルチェンジ車となった651系。

 651系は、JR東日本初のオリジナル特急型車両として1988年末に登場、翌1989年3月のダイヤ改正より「スーパーひたち」として在来線初の130km/h運転を開始しました。
元々常磐線を走る特急ひたちは、ビジネス客を中心に安定した高い需要を持っていたにもかかわらず、当時は初期の老朽化した485系を中心に運用されて、いましたが、平行する常磐自動車道を経由する大型路線バスの急速な発達を背景に、より高速で高品質なサービスが求められていました。
また、国鉄からの民営分割化により発足して間もなかったJR東日本にとっても、「既存の国鉄型特急」の概念を打ち破る新な「特急」への大胆なイメージチェンジを図る必要があり、こうした状況の中、651系は485系以来のフルモデルチェンジ車として開発・投入されました。
651系の最大の特徴は、従来のイメージを打ち破る白を基調としたエクステリアで、正面から屋根にかけてはグレー・窓周りはグレーブラウン・裾はオリーブブラウンの細帯と、シンプルなデザインで高級感が演出され、LEC式の表示装置を採用しボンネットのイメージを残した先頭部・連続窓・凹凸の少ない編成全体が流れるような車体デザインも含め、タキシードボディと称され高い評価を受けました。
技術面でも、当時の先端技術が投入され、電気指令式のブレーキ直流・交流の両方で回生ブレーキを使用可能とし、「滑走検地装置」など採用によりブレーキ面での性能を向上させ、在来線での130km運転を可能としました。
制御方式は211系などで実績のある界磁添加励磁制御を採用、パンタグラフは高速で軽量タイプのPS26型を搭載されました。
車体は鋼製ですが軽量化を行い、ボルスタレス台車の採用と相まって曲線での速度向上も図りました。
651系1次車は、4M3Tの7連(基本編成)×5本、2M2Tの4連(付属編成)×3本が1989年3月のダイヤ改正より投入され、「スーパーひたち」として運用を開始しました。
その後、好評につき、1990年3月のダイヤ改正では2次車として7連×3本、4連×5本が増備され、1992年には3次車として7連・4連がそれぞれ1編成ずつ増備、最終的に99両の勢力となりました。
登場してから約10年後の2000年から2002年にかけては、内装のリフレッシュ工事も行われました。
2012年3月のダイヤ改正でE657系が登場し、常磐線特急用として同車両の運用・増備が開始されると、651系は順次淘汰され、1年後の2013年3月のダイヤ改正では「スーパーひたち」「フレッシュひたち」はE657系に統一され、651系は撤退しました。

その後、一部の車両が廃車となった他、2013年度から2014年度にかけて54両が大宮総合車両センターに転属したが、基本編成7両×3本、付属編成4両×3本が勝田車両センターに引き続き配置され、波動用として団体列車や臨時列車などに使用されています。f:id:chibatrain:20170827175521j:plain

 ↑ 651系は、在来線初の130km/hを運転を実現しました。

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 ↑ 11両編成(基本+付属)で上野に向かう上り651系「スーパーひたち」。

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 ↑ 11両のフル編成で快走中。

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 ↑ この角度がかっこいい。

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 ↑ 土浦駅に停車中。

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 ↑ 先頭部分のデザインは、犬のようです。

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 ↑ 前面LED式のヘッドマーク表示はカッコよかったが、E657系には受け継がれず。

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 ↑ まだ霧の残る朝に撮影した1枚。