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鉄道車両に関する記事・鉄活動記録の他、模型の紹介なども掲載していきます。

【活動記録】今泉駅~山形鉄道~山形交通(2013年8月)その2

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 ★旧ブログの過去の記事から、2013年8月に米沢方面(山形鉄道他)を訪問したときの記事をまとめました。

 「今泉駅~山形鉄道~山形交通(2013年8月)その1」からの続きです。

 山形鉄道のYR880形は、新潟鐡工所製の軽快気動車(NDC)で18m級の両運転台車、国鉄から引き継いだ第三セクター系のローカル私鉄ではよく見かけるタイプです。
1988年に6両、1990年に2両が増備されましたが、1両が2003年間に廃車になっていて、現在7両で運用中です。(2013年当時)
見た感じではそれなりに老朽化しているようでしたので、そのうち車両代替えの話しも出てくるかも知れません。

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 荒砥駅に停車中のY800。

この日は盆休み中の日中でしたが、あまり利用客はいませんでした。

この長井線は、元は軽便線規格で建設され、1913年に長井軽便線としてその一部が開業、その後1922年に長井線となり、翌1923年にこの荒砥駅まで開業しました。

この荒砥駅から左沢線の左沢まで至る路線も計画されましたが実現せず、結局ここが終着駅となっています。

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 YR-880形の前面です。

1988年の開業当初から運用されている新潟鐵工所製のNDCですが、さすがにくたびれた様子は隠せないですね。

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 蚕桑駅付近で撮った、Y880形2両編成による上り列車です。
Y880形は、DMF13HS(250PS)を1基搭載し、冷房装置は機関直結式となっています。
同じ形式でも、車内はセミクロスシートロングシートの2種類が存在し、トイレはセミクロスシートの車両にのみ設置されています。
一部の車両で、上記のエンジンをより高出力なDMF13HZ(330PS)に更新した車両もありますが、変速機などがそのままなので、出力を250PS相当に落として使用されています。

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 駅のホームに到着するところを撮影。

2両編成ですが、乗客はあまり多く乗っていませんでした。

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 車両の外観の塗装は、アイボリーホワイトをベースに、ピンク・グリーン・オレンジのラインが入っています。

フラワーラインのイメージに合った、軽快な塗装です。

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 後追いの写真ですが、後ろ(手前)に連結されているのはYR888スイングガールズ塗装車です。
2004年に公開された映画、「スイングガールズ」は東北の片田舎の落ちこぼれ女子高生達がビッグバンドを組んでジャズを演奏するとストーリーですが、そのロケが山形鉄道の沿線で行われました。
映画の中では度々山形鉄道やその車両などが登場しましたが、この関係で観光客も多く訪れたそうです。
その際、これを記念して特別塗装の車両を用意して「スイングガールズ列車」を1年間走らせたそうです。
そして、そのとき3両あった特別塗装のうち1両が残され、このときも他車両に混ざって運用されていました。
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 山形鉄道を撮った後、山形交通の旧高畠駅跡を訪れました。
ここには当時活躍した車両の一部が静態保存されています。
山形交通高畠線は、かつて奥羽本線の糠の目駅(現:高畠駅)と二井宿駅の間、10.6km区間を結んでいました。
貨物列車も走っていましたが、戦後のトラック輸送の発達などもあって、1974年に全廃となってしまいました。
写真は山形交通の旧高畠駅舎です。
廃止になった今でも当時のまま残されています。
駅舎は、この地域の名産である高畠石を使って建設されており、外観は40年経った今でも黄土色の立派な姿を残しています。
駅舎というよりは、昔の豪華な宮殿のようですね。

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 これは後から設置されたものだと思います。

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ワム201は、ED1とモハ1に挟まれる形で保存されていました。
ワム201は、西武鉄道から譲渡されたものらしいのですが、ネットで調べても詳しいことは分かりませんでした。
西武鉄道からは、山形の他に上武鉄道にも同じ形式のものが譲渡されているようです。

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 高畠に静態保存されている、山形交通のED1です。
1929年の電化の際に導入された凸型電気機関車で、川崎車輌で製造されました。
同時期に東京横浜電鉄で導入され、現在は上毛電気鉄道で動態保存されているデキ3201と同型です。
山形交通では、この他に元鳳来寺鉄道の凸型電気機関車ED2も在籍していましたが、現在は残っていません。

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 同じように、ここで静態保存されているモハ1です。
電化の際に導入されたオリジナルの小型車で、デハニ1として日本車輌で製造されました。
1959年に西武所沢車両工場で更新工事を受けて、モハ1となりました。