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115系 横須賀色 中央本線(2014年12月引退)

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 ↑ 中央本線(東線)では1914年までスカ色の115系が運用されていました。

 豊田車両センターには、2014年1月まで115系300番台車が所属し、3両編成×12本(36両)、6両編成×1本(6両)、訓練車4両編成×1本の計46両の配置で、中央本線で運用されていました。

同センターの115系は1973年以降に登場した300番台車で、新製当初からのAU75形集中冷房装置の搭載、窓枠のユニットサッシ化、前照灯のシールドビーム化など、113系1000番台に準じた仕様所億変更が実施されたグループです。

極小トンネルが存在する中央本線高尾以西では、レール面からのパンタグラフ折畳高さが4,000mm以内の制約を受けていたため、それまで同線に投入されていた115系では、モハ114形のパンタグラフ(PS16形)の取付部分のみ屋根の高さを従来よりも180mm下げた「低屋根構造」とし、車両区分も800番台とされ他の115系と区別されていました。 

300番台では、パンタグラフの折り畳み高さが低いPS23形を採用しているため(晩年はPS35A・B形に換装)、モハ114形は低屋根構造ではなくなりました。
保安装置はATS-P・SNを搭載し、多くの編成では耐雪ブレーキが装備されていました。

車体の塗装は70系電車時代から引き継がれた横須賀色でしたが、115系の横須賀色としては唯一の存在でした。
なお、モハ114形のパンタグラフが1988年以降シングルアーム式(PS35A・B形)に変更されていたことです。

3両編成は、クモハ115+モハ114+クハ115の2M1Tで組成され、単独または2本併結による6両編成で中央本線立川-小淵沢間で運用されたほか、富士急行河口湖まで乗り入れ、3両単独編成で塩山-甲府-韮崎間の区間列車でも使用されました。

1993年12月のダイヤ改正までは新宿まで乗り入れ、また2000年12月のダイヤ改正では中央本線篠ノ井線経由で長野までの広域運用もありましたが、甲府以西が長野支社に移管されたため、以降は運用範囲が狭くなっていました。

6両編成1本は、他の編成とは異なり中央本線での定期運用に使用されず、武蔵野線快速「むさしの」や「ホリデー快速鎌倉」などの他、他編成(長野所属C編成)の代走や波動輸送用として使われていました。

2014年夏に6両編成1本と訓練車4両編成1本が廃車となり、同年12月以降は従来の運用が長野総合車両センターの211系N編成に移管されたことから、3両編成車も全車運用離脱となり、2015年1月までに廃車となりました。

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 ↑ 基本は3両編成となっていました。写真は3両×2編成の6連での運用。

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 ↑ 立川-小淵沢間及び富士急行乗り入れなどで運用されていました。

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 ↑  大月駅に到着した115系。

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 ↑ 先頭車運転台付近側面の様子。