CHIBA TRAIN NET

鉄道車両に関する記事・鉄活動記録の他、模型の紹介なども掲載していきます。

静岡鉄道 デワ1形

f:id:chibatrain:20171021150733j:plain

↑ 現在も長沼工場で保存されている、電動貨車のデワ1です。

デワ1形は静岡鉄道の前身である静岡電気鉄道で使用されていた有蓋電動貨車で、1926年に日本車輛製造で製造、当時はデ10形とされていました。

全長7,722mm、全幅1,917mm、全高3,747mmと小柄な車体で、当時一般的な有蓋貨物車の側面にデッキを設けて、3面折れ妻構成のガラス付き妻板を取り付けたような外観となっています。

電装品はウェスティングハウス・エレクトリック社製の直接制御器と直流直巻整流子電動機を2器搭載し、台車はS形と呼ばれる日本車輛製造で造られた電車用単台車を履き、連結器はねじ式連結器とバッファーを備えています。

同線が静岡電気鉄道から静岡鉄道への統合され、その後も静岡清水線の貨物営業廃止までの間、電気機関車の代用としても活躍し、貨物廃止後も工事用として使用されました。

1982年に除籍されましたが、その後も長沼工場で保存され、イベント開催時などに一般に公開されています。

現在も本線は走ることはできませんが、車庫内の自走程度なら可能だそうです。

なお、集電装置は導入時はトロリーポールでしたが、現在はパンタグラフが装着されています。

f:id:chibatrain:20171021150739j:plain

↑ 有蓋貨車を電装化したようなデワ1。全長7,722mmと小柄な車体です。

f:id:chibatrain:20171021150744j:plain

↑ 集電装置は、当時はトロリーポールでしたが、現在はパンタグラフが装着されています。

f:id:chibatrain:20171021150751j:plain

↑ 前面にはねじ式連結器とバッファーが装着されています。

f:id:chibatrain:20171021150754j:plain

↑ 運転台は、オープンデッキの簡単な構造です。

f:id:chibatrain:20171021150933j:plain

↑ 台車が日本車輛製のS形と呼ばれる電車用単台車を履いています。

 

f:id:chibatrain:20171021150940j:plain

↑ 側面の様子。羽目板張りで、当時の一般的な有蓋貨車のようです。