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鉄道車両に関する記事・鉄活動記録の他、模型の紹介なども掲載していきます。

上越線~吾妻線訪問(2014年8月)その2

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★旧ブログの過去の記事から、2014年8月に上越線吾妻線を訪問したときの記事をまとめました。  

「上越線~吾妻線訪問(2014年8月)その1」からの続きです。

水上駅の構内、1番ホームから高崎方向を撮った写真です。

水上駅は、単式ホーム1線、島式ホーム2線を有する駅ですが、かつての峠越えの拠点でもあった駅であり、構内はかなり広いです。

昔はこの構内でEF16などの補機が動き回っていたのでしょうが、今はそのような運用もなくなり、当時1番線と2番線の間にあった機回し線も撤去されています。

EF10やEF12、ED16などもいたんですね。

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 水上駅構内を高崎寄り道路脇から撮った写真です。

ネットなどでは、ここからSLが出発するところをよく見かけます。

この水上駅も、かつて(上越新幹線が開業する以前)は、上越線優等列車のほとんどが停車し、客車列車は補機の増解結が行われるなど、かなりの賑わいを見せていましたが、新幹線開業後は特急「水上」が発着する程度となり、賑やかになるのはSLが来たときぐらいのようです。

その特急「水上」も、新幹線や関越自動車道と競合する中で利用客が減少を続け、最初は定期列車だったのですが、2010年12月以降は週末運行だけの臨時列車に格下げとなり、その運行日もシーズンのみの運行に減少していました。

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水上駅に到着する107系100番台です。

上越線普通列車水上駅を境に運転系統が分割されていて、18切符などで乗り通すときは乗り換えが必要となります。

高崎側の普通列車は1時間に1本程度が運転され、当時は高崎車両センター所属の湘南色の115系や107系100番台が使用されていました。

新潟側(水上-越後中里間)の普通列車は、1日に5~6本程度と極端に運転本数が少なく、新潟色の115系が水上まで顔を出していました。f:id:chibatrain:20171029140851j:plain

 SL「みなかみ」で水上駅に到着後、渋川に戻り、吾妻線川湯温泉駅に向かいました。

吾妻線は、あの、自民党から民主党政権交代した際に工事が凍結したことで一躍有名となった八ッ場ダム建設の為、既存の路線の一部が水没し迂回線(新線)が建設された路線です。

八ッ場ダムの建設は一旦凍結されましたが、新線の建設は継続して行われ、2014年9月24日に旧線(岩島駅長野原草津口)の運用が終了、翌10月から新線に切り替わりました。

今回訪れたのはその前の8月上旬で、水没する旧川湯温泉駅を訪れる最初で最後の機会となりました。

写真は、川湯温泉駅構内から、大前方面を撮ったものです。

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川湯温泉駅の構内です。

駅は相対式ホーム2面2線の地上駅で、ホーム間には跨線橋が設けられています。
跨線橋は、黄緑色に塗装され独特の雰囲気を出しています。

この必要は曇りで若干の雨模様だったのですが、それが幸いして逆光や建物の影などを気にせずに写真が撮れたのでよかったです。

こんな光景をNゲージで再現できるといいですね。

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川湯温泉駅の、構内から 渋川方面を撮った写真です。

この先、岩島駅までの区間は吾妻峡の渓谷沿いの険しい地形に縫うような線形で、カーブの最小半径は200~300mとなっていました。

断続的にトンネルが続き、車窓からはその間から渓谷の景観を楽しむことができました。

日本一短いトンネルといわれた「樽沢トンネル」もこの間にありました。

新しいルートはまだ通ったことがないのですが、最小半径も600mに抑えられ、トンネルばかりの路線になっているそうです。

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川湯温泉駅の上りホームに設置してあった待合室です。

木造で真っ白なで屋根が赤茶色は風情があっていいですね。

新線切り替え・旧駅舎営業終了後は、この待合室も解体されてしまうのでしょうかが、少しもったないような気もします。

f:id:chibatrain:20171029140935j:plain川湯温泉駅の駅舎です。

趣きのある、ジオコレで製品化されてもおかしくなさそうな駅舎ですか、吾妻線で唯一残っていた木造駅舎でもありました。

この駅舎内で1時間程度、のんびりとした時間を過ごしました。

前年の乗車人員は1日平均20人程度のかなり少ないです。

駅舎の先に見える背の高い構造物は、ダムが完成したときにダム湖にかかる橋でしょうか。

完成後のダム湖の高さ(深さ)を実感することができました。

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 川湯温泉駅を正面から撮った写真です。

道路に面していて駅舎の前にはバス停もありました。

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 川湯温泉駅の改札口。

ホームや駅舎には、利用者は自分達のみ。

新線切り替えに伴う廃止が決まっている為か、駅員さんも寂しそうでした。

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川湯温泉駅に停車中の651系「草津」です。

都会的なイメージ・デザインの特急型電車ですが、こんな自然の中のクラシックな駅に停車してもそれほど違和感はありません。

都会では短く感じる7両編成も、ここではかなりの長編成に思えてしまうのが不思議です。

特急草津は、平日は2往復、土日はこれにプラス1往復、さらにシーズンにはプラス1往復が設定され、この自然豊かな路線を走っていました。

旧線が廃止となった現在では、写真のようなレトロな川湯温泉駅に停車する特急の光景を見ることはできません。

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川湯温泉駅に到着する115系による普通列車です。

吾妻線普通列車は、セミクロスシートの115系とロングシートの107系で運用されていましたが、意外に距離のある吾妻線の旅を味わうのであれば、やはりクロスシートの115系の方が良かったです。

緑豊かな吾妻線湘南色の115系は似合いました。

吾妻線は、渋川から大前まで各駅停車でおよそ1時間10分~20分程度、高崎からの直通列車に乗ると、1時間40分~50分程度の旅です。

乗り鉄するなら、高崎駅で駅弁でも買って行くとちょうど良いかもしれません。