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鉄道車両に関する記事・鉄活動記録の他、模型の紹介なども掲載していきます。

E721系 0番台・1000番台

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 ↑ 仙台地区を中心に活躍するE721系

E721系0番台車は、JR東日本仙台地区のローカル輸送で運用されていた、455系・417系・717系などの老朽化した鋼製車の置き換用として、2007年に登場しました。

E721系としては既に先行して1次車(仙台空港アクセス用500番台)が新製されていましたが、この0番台車はその性能試験結果を踏まえ、ローカル輸送用として量産されました。

車体は低床化した軽量ステンレス構造で、車体幅は従来の701系に対して1500mm拡大され、車体強度の向上としてE233系と同様の側面の衝撃対策が施されました。

バリアフリー化推進のために車両の床面高さは大幅に下げられ、従来車で出入口部に設けていたステップ(踏み台)をなくし、ホームとの段差を少なくなりました。

ステップをなくしたことで、客室の床面積はより大きくなり定員も確保できることから、座席配置はセミクロスシートとなり、ロングシートクロスシートとも寸法が拡大されました。

制御装置はIGBT素子によるVVVVFインバータ制御で、制御装置1基で1台車(2基の主電動機)を制御する1C2M方式となり、E233系同様に電気機器や保安装置などの二重化が図られました。

編成はクモハE721(Mc)+クハE720(Tc’)の2両が基本で、仕様上は4編成8本までの連結が可能。(通常の営業運転では6両が最大)

701系との併結運用が可能で、モニタ装置も701系と交換性を持ち、両車間で機器の動作状況が監視できるようになりました。

1000番台車は、719系0番台車の置き換え用として2016年から2017年にかけて導入された車両で、基本番台車に対して新たに中間車としてT車とM車を加え、2M2Tの4両編成が基本となりました。。

側面などのカラー帯に桜色を追加、室内灯にLEDを採用、座席のクッションを変更し乗り心地を改善するなど、マイナーチェンジが図られています。

721系の基本番台は、製造された2両編成22本(44両の)うち事故で廃車となった2両を除く42本が仙台車両センターに配置され、1000番台車は4両編成19本(76両)は同区に配置されています。

0番台車・1000番台車の運用は、東北本線新白河駅-一関駅及び岩切駅利府駅間)、常磐線原ノ町駅岩沼駅間)、仙山線奥羽本線(仙台駅-羽前千歳駅山形駅間)、磐越西線郡山駅喜多方駅間/0番台のワンマン対応車のみ))となっています。

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 ↑ 雪の東北本線を走行する1000番台車。

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 ↑ 4両編成の1000番台車は、2016年以降導入されました。

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 ↑ 2007年から導入されている0番台車は2両編成が基本単位です。

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 ↑ 前面の様子(0番台車)f:id:chibatrain:20180104172057j:plain

 ↑ 運転席側側面の様子。(1000番台)

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 ↑ クモハE721側面の様子。(0番台車)

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 ↑ 1000番台で追加された中間車(モハE721)

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 ↑ パンタグラフ付近の様子。

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 ↑ 台車は低床化の対応を施した軸梁式ボルスタレス台車を履く。

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 ↑ 車内はセミクロスシートとなり、幅広構造とステップの廃止により、床面積は701系よりも広い。