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鉄道車両に関する記事・鉄活動記録の他、模型の紹介なども掲載していきます。

【活動記録】豊橋鉄道 渥美線(2016年7月) その2

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★旧ブログの過去の記事から、2016年7月末に豊橋鉄道渥美線を訪問したときの記事をまとめました。

豊橋鉄道 渥美線(2016年7月)その1」からの続き

1810F編成、カラフルトレイン「菊」号です。

この編成は、以前は「しばざくら」号として運用され、外装は黄緑色を基調のしたデザインのラッピングでしたが、カラフルトレイン化された後は、写真のような山吹色っぽい配色となっています。

この編成のうち、新豊橋側の2両は上田電鉄から移籍した車両です。

「菊」の愛称については、沿線にある電照菊のハウスの灯りが美しく渥美さん半島を彩る様をイメージしているそうです。

因みに、電照菊とはビニールハウスを用いた菊の栽培方法の一種で、5月から8月頃にかけて、夜間に室内の電球を付けっぱなしにして秋菊の花芽が形成する時期を調整するというもので、夜間、電気の灯るテントハウスがとても綺麗だそうです。

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1806F編成「しでこぶし」号です。

カラーは薄緑色となっています。

ちなみに、この編成の愛称となった「シデコブシ」(しでこぶし)は、愛知県・岐阜県三重県と一部という非常に狭い地域に生息する植物で、環境庁から準絶滅危惧種の指定を受けています。

庭木や公園樹としては、たびたび見かけることができますが、それらはほとんどが人工的に植えられたもので、自生種は個体数が少なく、希少価値が高いそうです。

シデコブシは白いとかピンクのイメージがありますが、なぜかこの編成のカラーは緑です。

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1805編成「菖蒲」(しょうぶ)号です。

菖蒲といっても、ここではアヤメ科「花菖蒲」(花しょうぶ)のことを指していて、お風呂などに入れたりする菖蒲のことではありません。

沿線に「賀茂しょうぶ園」という花しょうぶのフラワーガーデンがあり、毎年5月下旬から6月中旬にかけて、「花しょうぶまつり」が開催されています。

この他、田原市の初立池公園などでも梅雨の時期に花しょうぶが楽しめるそうです。

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豊橋鉄道の終着駅、三河田原の構内です。

2013年に駅の構内や駅舎が全面的に作り変えられ、新しくなったそうで、前回訪問したときとは全く異なる駅になっていたので、今回訪れたときはびっくりしました。

旧駅舎時代は2面3線で、駅舎は単式ホームに面して設置されていましたが、新しい駅舎では、頭端式ホーム2面4線と留置線1線を有する駅となっていました。

新しくなった駅舎には、冷房完備の電車バス待合室があり、観光情報コーナーも設置されていました。

車両がカラフルトレインとしてリニューアルされたこともあり、「地域に根付いた新しい豊橋鉄道」を実感しました。

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かつて渥美線で活躍していた、デキ211です。

渥美線の沿線に何か保存車両はないのかとスマホで探していたら、デキ211が沿線のテーマパークに静態保存されていることを見つけました。

今回、多少時間を費やしてでも撮っておかなくては、もう二度と訪れる機会はないだろうと思い、三河田原駅からバスを乗り継ぎ、30分かけて、テーマパーク(サンテパルク田原)を訪問しました。

デキの保存状態は結構良く、パンタグラフも上がった状態でこのような綺麗な写真を撮ることができました。

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デキ211とともに、サンテパルク田原で静態保存されているのが、このデワ10という電動貨車です。

元は渥美鉄道のデハ100形で、同線の開業に合わせて1923年に導入かれました。
渥美電鉄の名古屋鉄道合併後はモ1形と改称されましたが、1943年には電動貨車に改造され、デワ30となりました。

渥美線豊橋鉄道に移管された後も同線で活躍、1973年にはデワ10形と改称されました。

晩年は、構内入れ替え用として大事に使用されていましたが、1997年の同線昇圧のタイミングで廃車となりました。

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サンテパルク田原でデキ211とデワ11を撮り終わった後は、三河田原駅に戻り、新豊橋駅を目指しながら途中下車をして、カラフルトレインを撮り続けました。

写真は1806F「しでこぶし」号と1803F「つつじ」号の顔合わせです。

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1809F編成、「桜」号です。

桜は日本至るところで見かけるのとができますが、渥美線沿線では向山緑茶(豊橋鉄道市)や滝頭公園が有名で、花見のとが時期には多くの人で賑わうそうで、カラフルトレインでも採用されました。

ピンク色は、イマイチこの車両には似合わないかな。

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申し訳ありません、途中で列車を降りて、カメラを構えて列車を待ってときに撮った写真ですが、どこの駅だったか忘れました。

渥美線はずっとこんな感じですが、風情があっていいですね。

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その反対側を撮った写真。

Nゲージレイアウトの参考資料用に・・・

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上り列車で三河田原方面からやってきたのは、今日は何度も見かけている1801F「ばら」編成です。

 カラフルトレインの中で、個人的にはこの赤色が一番この車両には似合っているような気がします。

カラフルトレインになる以前は、豊橋鉄道の1800系は赤が基本カラーでした。

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 油断していたら、下り列車で1804F「ひまわり」号がやってきました。

慌てて撮ったので、少し尻切れの写真になってしまいました。

残念。

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豊橋鉄道の1800系は、元は1967年から1972年にかけて製造された東急7200系ですが、もっとも新しい車両でも車歴は40年を超えています。

同時期に上田電鉄上田交通)に譲渡された7200系は既に引退し、現存するのは、ここと十和田観光から電鉄から譲渡を受けた大井川鉄道に残るのみ。

また、同じ車両ではありませんが、東急7200系をベースとして製造された静岡鉄道の1000系も新型車両への置き換えが始まっています。

1800系も、そろそろ置き換えの話が出てもおかしくない時期です。