クモハ123の 40番台車は、1987年1月に郵便荷物合造車のクモユニ147形から改造され、5両( 41 - 45 )が登場しました。
運転台直後に片開き扉を設けた2扉車で、外観・室内ともクモハ123-1に準じていますが、側面窓がやや大きくなり、戸袋窓は廃止されました。
また、ドア下部の張り出しが前位側(パンタグラフと逆側)にありました。
1989年に集約分散式冷房装置を2基搭載し、5040番台(5041 - 5045 )に改番されましたが、5045のみは前面に貫通扉が追加され 5145に再改番されました。
その後も活躍を続けましたが、2006年から 2007年にかけて 313系に置き換えられる形で廃車となりました。
なお、塗装については、当初は白地に赤帯と前面に身延の頭文字(「M」)を図案化した模様でしたが、のちに 119系やキハ40系同様に白地にオレンジと緑の帯による塗装に変更されました。
鉄道コレクションでは、第20弾でデビュー当時の塗装・姿で「クモハ123-45」(語呂合わせが良い)を製品化しています。
↑ クモハ123-45
↑ 前面の様子。身延の頭文字(M)を図案化したデザインです。
↑ 運転台付近側面の様子。
↑ 側面の様子。
↑ 反対側端(運転台付近)の様子。
↑ 反対側前面の様子。
↑ パンタグラフの様子。
↑ 台車の様子。