羽後交通キハ3は 1957 年に川崎車両で製造された横荘線用の液体式機動車です。
当時流行の前面がやや傾斜した2枚窓の湘南スタイルを持つ車両ですが、動力台車側には荷台を持っていたため、スタイルを崩しており、マニアの間では田舎湘南とも呼ばれていたそうです。
1971 年の横荘線廃止の際、雄勝線へ転属となり、エンジンをおろして客車化され、車名もホハフ8と変更されました。
1982 年にはクハ5の廃車発生品を取り付け制御化されましたが、このときにこの特徴的な荷台は撤去されています。
1985 年には老朽化のために廃車となっています。
鉄道コレクションでは、第10弾で製品化されています。
↑ キハ3
↑ 荷台のついた前面の様子。
↑ 側面の様子 その1
↑ 側面の様子 その2
↑ 側面の様子 その3
↑ 台車の様子
↑ 荷台は片側にしかついていませんでした。 荷台つきと反対側前面の様子。