長野電鉄 3500系は、元営団地下鉄(現東京メトロ)の日比谷線用として活躍していた 3000系で、長野電鉄には 1993年に在来車の置き換え・車種統一をも目的として先頭車(旧 3000形)34両・中間車(旧3500)3両の計 37両が一気に投入されました。
これらの車両は、編成両数の違いで、2編成が 3500系、3両編成が 3600系と区別されています。
長野電鉄入線後は、一部の車両で電動機の取り外しなどが行われた他、勾配のきつい信州中野-湯田中間にも入線できるように抵抗器が増設され、車体の窓上下に赤帯が入れられ、社章な長野電鉄のものに交換されるなどの改造が行われ、その後ワンマン運転対応や冷房装置搭載化の改造を施した車両も登場するようになりました。
2002年の木島線の廃止の際、余剰車が運用を外れたが、その後 2005年に 8500が投入されると、非冷房車を中心に廃車が始まりました。
2020年1月以降、元東京メトロ 03系の譲渡車(3両編成5本)が順次導入され、3500系・3600系は 2022年までに全車引退となる見通しです。
鉄道コレクションでは、2両編成の 3500系・3600系の両方とも製品化されましたが、そのうち2両編成(モハ3503+モハ3513)を所有しています。
↑ モハ3503
↑ モハ3513
↑ モハ3503 前面の様子
↑ モハ3503 側面の様子 その1
↑ モハ3503 側面の様子 その2
↑ モハ3503 側面の様子 その3
↑ モハ3513 側面の様子 その1
↑ モハ3513 側面の様子 その2
↑ モハ3513 側面の様子 その3
↑ パンタグラフの様子
↑ 台車の様子
↑ モハ3513 運転台付近の様子