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This blog is a record of my hobby of railroads and model trains.

ゆうづる駅構内と本線勾配区間の製作 その1

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写真はただ東武鉄道旧型電車の鉄コレをはくつる駅構内に並べて撮ったものです。

レイアウト製作の内容とはあまり関係ありませんが・・・

たまにこのような写真を撮って楽しんでいます。

ちなみに、これらの編成はNゲージ化しておりませんので、本鉄道で走行できません。

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今回の作業前のレイアウト全体の様子です。

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本線エンドレス線(ループ線)のフィーダーは写真のように高架区間に設置しています。

本鉄道の高架区間はPC枕木となっていますが、このフィーダー設置部分のみ標準の枕木の線路を付けていて、見た目で違和感があります。

バラストを撒いてしまえば違和感も目立たなくなると思いますが、一応この部分もPC枕木の線路に交換します。

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この区間の線路を交換するために、S70のPC枕木線路を購入しました。

早速交換します。

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違和感はなくなりました。

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写真の真ん中にあるのは、ゆうづる駅構内の入口に設置している電動ポイントです。

このポイントの電気配線とコントロールボックス設置を行います。

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レイアウトボードの電動ポイントの右側部分に穴を空け、電動ポイントのコードを下に逃がした様子です。

ポイントの左側などにもボードの穴がありますが、これは旧レイアウトで使用していた配線用の穴です。

ここの部分は、上から地面嵩上げ用のスチレンボードを被せる予定ですが、そうすれば目立たなくなります。

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パワーユニットに接続するポイントコントロールボックスも1個追加しました。

一番左側の「P11」というのは今回電動化したポイントです。

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ゆうづる支線の先にある「ゆうづる駅」の構内です。

駅舎・ホームをどのように配置するのかまだ決めておらず、算定的に島式ホーム(トミックスのミニホーム)を置いています。

そろそろこの部分の製作を行うので、駅構内をどうするのか決めなくてはなりません。

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「ゆうづる駅」は、2面2線の対向式ホームとすることに決めました。

駅舎と付随するホームは、旧レイアウトで使用していた中間駅の派生品をそのまま再使用することとしました。

元はジオコレの駅セットです。

駅舎は、旧レイアウト製作の際に白を貴重とした色に塗装しました。

反対側のホームは、暫定的にトミックスのミニホームを置いています。

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「ゆうづる駅」駅舎の右側には本線の平地から高架線に続く勾配区間が仮設置されています。

ここでは、まずは道床付レールが高架線に繋がるまでの勾配部分の地形を作らなくてはなりません。

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3mm厚のスチレンボードの板から、長さ200mm幅50mmの板を切り出しました。

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切り出した板を浮いた状態で高架付線路に接続している道床付線路の下に敷きました。

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更に、3mm厚のスチレンボードから長さ100mmと50mm(幅は50mm)の板を切り出し、長さ200mm板の上に重ねて、写真のように段々になるように置きました。

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次に、この区間を更に細かい「段々」にするために、1mm厚のスチレンボードから板を切り出します。

1mm厚のスチレンボードは、旧レイアウト解体時に派生したものを再利用します。

このスチレンボードは、グレーに下地塗装されてしまっているので、裏返しにして使用します。

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スチレンボードを裏返しにして、幅5mmの板をいくつか切り出しました。

板の長さは、現物合わせて決めました。

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スチレンボードの組合せで、本線の勾配区間のベースがなんとなくできました。

次回以降、この部分の作り込みを続けます。

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ゆうづる支線の末端区間の線路配置を少し変更しました。

写真では、線路が手前のポイントから二つに枝分かれしていますが、右側は旅客線で終着駅に至ります。

左側の線はその先で更に2本に枝分かれしていますが、工場専用線でタキなどの貨車が入線する予定となっています。

この付近の配線は、今後まだ変更する可能性があります。

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ゆうづる支線の末端は、本線(高架線)の下を抜けた先に終着駅を設置してみました。

駅舎はジオコレのセットです。

駅名をまだ考えていませんでしたが、「ひばり」駅に決めました。

この駅に入線できるのは、トミックスのミニカーブレールを通過できる(鉄コレメイン)の2両編成までです。

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たび重なる支線の配線変更のため、ストラクチャーの整理がつかず、写真のような状態になっています。

今回はここまでです。

ゆうづる支線分岐点付近の製作 その2

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ここしばらくはいろいろと忙しかったので、レイアウト製作は一時凍結していましたが、今回久々に作業を進める時間を作ることができました。

前回からの続きで、ゆうづる支線への分岐ポイント付近の製作を進めます。

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今回作業を行うのはこの付近になります。

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高架線は作業の邪魔になるので、いったん撤去しました。

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電動ポイントから枝分かれした、ゆうづる支線側の線路(カーブレール)は、まだ固定していなかったので、タイトボンドで貼り付けました。

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はくつる駅構内右側のカーブポイント・及びはくつる支線のポイントに接続するレールは、まだ一部側面の塗装をしていなかったので、この部分の塗装を行いました。

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電動ポイントの可動する部分の手前、塗装しても稼働に影響ないだろうと思われるところまで、水性ホビーカラーのレッドブラウンを筆塗りしました。

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塗装したレールの上面を水を付けた綿棒で擦り、上面のみ塗装を落とし、レールクリーナーで上面を綺麗にしました。

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こちらは、ゆうづる支線分岐の電動ポイントですが、同様作業を行いました。

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塗装後、銚子電鉄デハ701で塗装した部分の試運転を行い、車両が問題なく通過することを確認しました。

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ゆうづる支線側に補助フィーダーを設置します。

写真は、このために既に購入してあった、トミックスのフィーダーとセレクタースイッチです。

セレクタースイッチを使用するのは今回初めてとなります。

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補助フィーダーは、ゆうづる支線の先に作られる「ゆうづる駅」構内入口のポイント手前に設置することにしました。

まずは、補助フィーダーを取り付けて、その位置とレイアウトボードに空ける配線用に穴の位置を確認しました。

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配線用の穴の位置が決まったら、フィーダーを外して、ドリルでレイアウトボ―ドに穴を空けました。

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再度、補助フィーダを設置しました。

念のため、配線用の穴にフィーダーの配線を行う前に、一度試運転で車両が問題なく走ることを確認しました。

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設置した補助フィーダーの配線を空けたレイアウトボードの穴に通した様子です。

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上の図は、本線用のメインのフィーダー(F1)と、今回設置した補助フィーダ―(F10)の位置、及び「ゆうづる支線」の分岐点となる電動ポイント(P3)の位置・配線を示したものです。

配線の仕様的には、補助フィーダーを設けなくても「ゆうづる支線」に電気は流れますが、トミックスのファイントラックでレイアウトを製作するときは、電動ポイントによる「通電不良対策」は必要です。

トミックスの電動ポイントによる「通電不良」は、皆さんのブログ・SNS等でも数多く報告されていますが、自分も旧レイアウトではそれなりに不具合は発生し、悩みの種となっていました。

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今回追加したセレクタ―スイッチ(S1)を設置した様子です。

ゆうづる支線分岐の電動ポイントと連動させる形で、メインのフィーダーから補助フィーダ―に電流が切り替わるようにしました。

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補助フィーダ―関係の配線・セレクター接続などが完了した後、再度試運転を行いました。

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線路の側面に設置するスチレンボードでは補助フィーダ―を設置する部分を切り取って被らないようにしました。

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補助フィーダーを設置した上付近に、スチレンボードを置いた様子です。

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今回作業を行った付近をデハ701が通過する様子です。

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今回はここまでです。

次回もこの付近の作業を続けます。

【鉄コレ】 西日本鉄道7000形

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西鉄7000系は、老朽化していた元特急形1000形の置き換えや花畑-大牟田間のワンマン運転対応などを目的として、2001年2月までに2両編成は導入され、その後600形置き換えも含め、2001年度末までに2両編成11本が増備されました。

車体は普通鋼製の片側4扉車ですが、屋根・床・客用扉はステンレスとなっています。

前面は、5000形や6000形から続いたデザインを一新し、前面窓は両端がパノラミックウィンドウでその周りが黒で縁取られた形となりました。

台車は6000形で採用されたボルスタレス台車を改良したものが採用され、制御装置は西鉄としては初めてとなる、半導体素子のIGBTを用いたVVVFインバータ制御が採用されました。

編成は、モ7100(MC)+ク7500(TC)の2両固定編成で、パンタグラフはモ7100に交差型のタイプを2基搭載しています。

鉄道コレクションでは、第29弾でモ7107+ク7507の編成が製品化されました。

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↑ モ7107

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↑ ク7507

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↑ モ7107前面の様子

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↑ モ7107側面の様子 その1

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↑ モ7107側面の様子 その2

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↑ モ7107側面の様子 その3

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↑ ク7507側面の様子 その1

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↑ ク7507側面の様子 その2

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↑ ク7507側面の様子 その3

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↑ パンタグラフ付近の様子

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↑ 台車の様子

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↑ ク7507運転台付近の様子

【Nゲージ】DF50

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DF50は、非電化亜幹線用として導入されたディーゼル機関車で、1957年に先行試作車が製造され、その後1963年までに計138両が製造され、1985年まで活躍しました。

動力伝達方式は、ディーゼルエンジン直結の発電機で発電した直流電力で主電動機を駆動する電気式が採用されました。

車体は箱型の普通鋼製で、同時期に製造されたED70と似た形状となっていますが、線路等級の低い乙・丙線での使用を考慮し、軸重量を14tに抑えるため6動軸とし、国鉄車両としては初のB-B-B軸配置となりました。

採用されたエンジンは、ズルツアー社製の直列8気筒直噴式とMAN社のV12気筒予燃焼室式の2種類があり、全車は0番台車・後者は500番台車として区別されました。

現役時代はブルートレインも牽引していて、500番台機がまだ電化されていない日豊本線で「富士」や「彗星」などの先頭に立っていたのが有名ですが、個人的には紀勢本線で運用されていた基本番台車が「紀伊」を牽引していたのが非常に心に残っています。

所有しているのは、KATO製と、TOMIXが初期(もう40年以上前)に発売していたもの、計2両です。

DF50(KATO製)

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品番:7009

10年以上前に発売された製品ですが、前面の手摺りなどが別パーツ化され、それなりにリアルな仕上がりになっています。

基本番台と500番台のどちらがプロトタイプになっているか分かりませんが、ナンバープレートは基本番台(54号機)を選択しました。

カプラーはしばらく両端ともアノールドカプラーでしたが、先日試験的に片側のみ付属のKATOカプラーNに換装しました。

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側面から見た様子

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片側のカプラーは試験的に付属のKATOカプラーNに換装しています。

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反対側は今のところアノールドカプラーのままです。

DF50(TOMIX)

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品番:2204

もう40年前に発売された製品で、自分が購入したのはその後何回か再生産された後のものですが、車体の細かい部分もそれなりにリアルに作られていています。

製品を購入してからほとんどまともなメンテナンスをしていませんが、今だに元気に走らせることができます。

モーター音は多少うるさいのですが、現在まで全くトラブルはありません。

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側面全体の様子です。

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前面の様子です。

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反対側の様子です。