20-02:鉄コレ_国鉄_新性能以降
717系は、1986年に国鉄が仙台・九州地区に導入した交流専用の近郊型電車で、老朽化した交直流急行形電車の車体更新車です。 当時の国鉄では地方中核都市圏の輸送改善を進められ、1984年から1985年にかけて実施されたダイヤ改正では列車の短編成化によるフリ…
713系900番台は、当時長崎本線で運用されていた客車列車の置き換え(電車化)用として、1984年の 2月に導入されました。 客車列車の置き換えようとしては、同時期に581系・583系からの余剰車を改造した715系が九州地区に投入されましたが、717系は、これだ…
国鉄 119系は、それまで飯田線に残っていた旧型国電の置き換え用として 1982年に登場、57両が増備されました。 1M方式の 105系とベースとし、車体も 105系の基本的なスタイルを踏襲したものの、客室はセミクロスシートが採用され、主抵抗器は 105系よりも容…
国鉄101系は、1957年に登場した通勤型電車で、登場時は 90系という形式でしたが、1959年の形式称号改正に伴い 101系となりました。 国鉄電車とした初の中空軸平行カルダン駆動方式を採用するなど、「新性能電車」のはりりとなった形式です。 全電動車方式(…
105系は1981年に福塩線及び宇部・小野田線用の旧型電車置き換え用として登場した車両で、福塩線用に 24両、宇部小野田線用に 36両が新製配置されました。 車体の基本構造は 103系に準じたものですが、先頭車の前面は踏切事故を考慮し強化され運用の都合から…
奈良・和歌山線用の 105系は、1984年の電化開業時に登場しましたが、当時は国鉄改革により設備投資が抑制されていたことからローカル地区向けの車両が新製できず、203系の導入で常磐線から捻出された 103系1000番台車などを転用・改造して導入され、奈良電車…