↑ 2200系は2005年1月の空港線開業に合わせて登場しました。
2200系は、普通席車+指定席車の空港アクセス用特急型電車で、2005年1月の空港線開業に合わせて登場しました。
車体は19m級の軽量鋼製で、全体的に2000系のミュースカイに似ていますが、塗装は白をベースに従来からの名鉄の特急のブランドイメージを引き継いだ「名鉄スカーレット」が採用されました。
3M3Tの6両編成で、2両ユニット構成は3300系と共通です。
空港方2両は、2000系に準じた2扉の指定座席車で、バケットタイプの回転式リクライニングシートで、残り4両は3300形に準じた3扉の普通車で、ロングシートと転換クロスシートを組み合わせた座席となっています。
前面デザインは2000系と同形状ですが、非貫通構造で中央部は固定は固定され、窓も付いています。
主要機器は、2000系や3300系などで使用実績のあるハード交換の共通品とし、主制御装置はベクトル制御2レベルIGBTのVVVFインバータ制御方式で、ブレーキ装置は従来の電気指令式電空併用ブレーキをベースに、停止直前まで回生ブレーキを作用させる純電気ブレーキを採用しています。
台車はユニットブレーキ・ヨーダンパ付きのボルスタレスSUミンデン空気バネ台車を履き、パンタグラフはシングルアーム式を編成中3基搭載しています。
2016年5月現在で、6両編成12本(72両)が在籍し、中部国際空港駅-名鉄岐阜間の特急運用を中心に、名古屋本線・豊川線・常滑線・空港線・河和線・知多新線・犬山線など多数の路線で運用されています。
↑6両編成中、前2両が2扉の座席指定、後ろ4両が3扉の普通席車。側面の違いが判ります。
↑ 名古屋本線で運用中の2200系
↑ 名鉄複数の路線で運用中です。
↑ 前面デザインは2000系と似ていますが、非貫通構造で中央部は固定され、窓がついているのが特徴。