↑ 3000系のうち、第5・第6編成は軽量ステンレス車体が採用されました。
3000系のうち、1000系置き換え用として1987年に登場した第5編成は、従来の普通鋼製車体から国鉄211系電車に準じた軽量ステンレス製に変更されました。
前面デザインは大雄山線用5000系と同一とされ、側面は戸袋窓の寸法も変更され側窓は1段下降式となり、座席配置も車端部のロングシートの定員も変更され、211系に近い印象となりました。
車体配色は、ステンレス次に青帯となっています。
1997年に増備された第6編成では、7000系や5000系後期車との部品の共通化を図り、パンタグラフは菱形から下枠交差形に変更され、前面のスカート装着、ワイパーの電動化、前面行先表示器のLED化などが行われ、側面の行先表示器や車内案内表示器なども設置されました。
↑ 前面は5000系と同一。この形状は伊豆箱根鉄道独特の顔となっています。
↑ 第6編成ではパンタグラフは交差形となり、各部品も7000系・5000系との共通のものが多く使用されています。
↑ 大場駅に到着する3000系第6編成。