↑ 千代田線北綾瀬支線で運用中の05系更新車
千代田線綾瀬-北綾瀬間向けの05系は、15000系の導入により捻出された05系チョッパ車を転用したもので、老朽車の置き換え及び増発用として、2014年に3両編成4本が導入されました。
捻出された10両編成から両先頭車と2号車の3両を抜き改めて組成し、転籍改造工事が実施されたもので、制御装置は従来のチョッパ制御からIGBTとSiCダイオード素子を併用したVVVFインバータ制御に変更され、主電動機は押し込みファン方式のかご形誘導電動機に換装されました。
編成は2M1Tですが、M車は3軸駆動で実質は1.5M1.5Tです。
車体は通常のB修工事内容に準じた更新工事が実施され、バリアフリーに対応した変更が行われました。
運転台はワンマン仕様で、保安機器などは同線での運用に対応した仕様に変更、車両前面や側面の帯は16000系に準じた配色にとなっています。
現在、北綾瀬駅では2018年度完成を目途に、ホームを10両編成に対応した延伸工事を実施しており、今後代々木上原方面への直通運転が開始された時点で既存の05系3両編成による運用がどうなるのか、注目されます。
↑ 綾瀬-北綾瀬の1区間2.1kmの区間を3両編成で運用されています。
↑ 側面の様子、と言いたいところですが、ドアホームで下部分が良く見えません。
↑ パンタフラフは従来のままですが、上昇検知器が追加されています。
↑ 運転室内の様子。
↑ 運転設備はワンマン対応となりました。
↑ 車内の様子。