↑ 真岡駅構内に設けられた「SLキューロク館」に保存されている「49671」。
49671は、1920年に川崎造船所兵庫工場で製造され、黒松内機関区に新製配置されました。
現役時代は、岩見沢・函館・五稜郭・北見・滝川など北海道内で活躍を続け、1976年に廃止となりました。l
廃止後は真岡市内の井の頭公園で静態保存されていましたが、2013年4月に真岡鐡道真岡駅構内に新設された「SLキューロク館」に移設され、動態保存化されています。
同機は、函館駅構内で青函連絡船の航送貨物の入換用としても使用されていましたが、構内が右カーブの連続であったため、機関士の前方視界を確保するため運転台は右側移設されており、加減弁ハンドルや逆転機なども右側についています。
動態保存は圧縮空気を動力源として走行する方式で行われ、日曜日や祝日には構内に設置された100m程の区間を往復してその姿を見せてくれます。
写真は2014年11月に撮影したもので、機関車はヘッドマークを付けていました。
↑ 通常は管内で展示されています。
↑ これから、屋外へ出ようとするところです。
↑ 煙をいっぱい履きだして、屋外に出てきました。
↑ この角度がかっこいいです。
↑ 49671号機の前面。
↑ 最前部横の様子。
↑ 動輪は4つです。
↑ 運転台横の様子。すっきりしています。
↑ 炭水車の様子。リベットが目立ちます。
↑ 炭水車の台車は3軸固定式です。
↑ 後ろから見た様子。