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209系 概要

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↑ 京浜東北線で活躍していた209系基本番台車

209系は、「寿命半分・重さ半分・コスト半分」のコンセプトを元に開発され、試作車の901系を経て、1993年に量産が開始されました。

「コスト半分」というのは、過剰な装飾をしない機能優先のデザインとし、かつ工数の簡略化を図って製造コストを切り下げること、また、新製から廃車までの間に必要となる総エネルギー量のうち95%は走行やメンテナンスの際に消費していることから、VVVFインバータ制御方式や回生ブレーキを採用し、部品レベルから徹底したメンテナンスフリー化を行って、「ランニングコスト」を切り下げるという方針を示しています。

「重量半分」というのは軽量化を徹底することで、209系では車体製造の際のプレス加工を多用し、VVVFインバータ制御車の粘着性能の高さを生かしてMT比率を下げて機器を削減するなどが行われました。

「寿命半分」というのは、物理的な寿命(使い捨て)の意味ではなく、ライフサイクルを13年と見込むことによってもともと10年程度しか寿命のない電子部品などの主要機器を短期間使用することを前提に、廃車まで全般検査などのような大規模な分解検査は行わないということで、これに基づいてメンテナンス体制・設備等も見直されました。

最大の投入先であった京浜東北線では、2007年から2010年の間にかけてE233系への置き換えとなり、現在は同線からすべて撤退しています。

京浜東北線で余剰となった209系0番台車は、先頭車・動力車を中心に房総地区のローカル輸送用に改造され、113系・211系の置き換え用として投入されました。

500番台車については、総武緩行線で運用されていた車両は山手線からの転入されるE231系500番台に置き換えられ武蔵野線や川越・八高線のローカル運用に転用される予定となっています。

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 ↑ 京浜東北線から房総ローカル各線用に転用された209系。