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鉄道車両に関する記事・鉄活動記録の他、模型の紹介なども掲載していきます。

E231系近郊型 (東海道/東北本線他)

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 ↑ 大宮駅に到着する基本+付属の15両編成。

E231系の近郊型は、2003年3月から小山電車区(現:小山車両センター)の115系置き換え用として導入が開始され、翌2001年には高崎線などでも運用され、更に湘南新宿ラインを経由し横須賀線東海道本線にもその範囲を拡大しました。

2004年以降、113系の置き換え用として国府津車両センターへの新製配置も開始され、2006年3月ダイヤ改正までに113系の定期列車全てをE231系に置き換えました。

国府津車両センター向けの車両では新たにグリーン車の組み込みが行われましたが、2006年以降は宇都宮線高崎線の中距離列車にもグリーン車が組み込まれることになり、小山車両センターの既存車にも、基本編成へのグリーン車連結に伴う組み換えが実施されました。

E231系の近郊型は、基本的には通勤型と共通ですが、踏切が多い区間を走行することから、前面・運転台付近の設計が変更され、E217系で採用された衝撃吸収構造を取り入れ、前照灯は遠方からの視界性を考慮したHID方式が採用されました。

衝撃吸収構造では、先頭車は乗務員・乗客を守る「サバイバルゾーン」とつぶれることで衝撃を吸収する「クラッシャブルゾーン」が設けられ、乗務員室は通勤型の1860mmよりも広く2300mmの奥行が確保され、運転席の床面高さは335mmから520mmにかさ上げされ、その分運転台計器盤も高く配置されています。

運用では併結運転などを頻繁に行うことから、基本編成クハE230形8000番台以外の先頭車には電気連結器が装備されました。

近郊型の運用範囲は関東全域となるため全車寒冷地仕様となり、客用扉横に開閉ボタンを備えた半自動扱いにも対応しています。

ブレーキ装置では、走行線区を考慮して抑速ブレーキが装備されました。

車内はロングシートが基本ですが、近郊型のため編成中一部の車両ではセミクロスシートが採用され、トイレは編成中に基本編成では2ヶ所(+グリーン車ヶ所)付属編成では1か所に配置されています。

 E231系近郊型の配置(2017年4月時点)は、小山車両センターに基本10両編成49本、付属5両編成35本の計665両が配置され、国府津車両センターには基本10両編成42本、付属5両編成34本の計590両が配置されており、上野東京ライン湘南新宿ラインを中心に、東海道本線(東京-沼津)及び伊東線宇都宮線(上野-黒磯)・高崎線上越線両毛線に乗り入れ上野ー前橋)などで運用されています。

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 ↑ 東海道本線の快速列車での運用。

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 ↑ 高崎線で上り上野行の普通列車での運用。

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 ↑ 田町駅の撮影スポットで撮影、東海道本線下り15両編成。

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 ↑ 基本10両編成のみによる東海道本線上り列車

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 ↑ 運転台側面の様子。

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 ↑ 側面の様子。

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 ↑ 2階建てグリーン車を2両、基本編成に連結しています。

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 ↑ パンタグラフ中央東線の極小トンネルも走行可能なPS33B形シングルアーム式。

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 ↑ 台車は他のE231系と同様、軸梁式ボルスタレス台車ヨーダンパはついていません。

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 ↑ ロングシートの車内は基本的に他のE231系と共通。

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 ↑ 近郊型では、編成中にセミクロスシート車も連結されています。