鉄道コレクションの集めた車両のうち、近畿・関西私鉄の車両を掲載します。
コレクションリスト
- 三岐鉄道/601系
- 伊勢鉄道/イセⅠ形
- 近江鉄道/モハ202/クハ1202
- 近江鉄道/モハ51
- 樽見鉄道/ハイモ230-301
- 樽見鉄道/ハイモ230-313
- 江若鉄道/キハ12
- 叡山電鉄/デオ301
- 叡山電鉄/デオ603
- 加悦鉄道/キハ08
- 紀州鉄道/キハ603
- 山陽電気鉄道/700形
三岐鉄道
三岐鉄道は、三重県北勢地方に三岐線と北勢線の2路線を持つ鉄道です。
このうち、三岐線は四日市市の富田駅といなべし市の西藤原駅を結ぶ26.6kmの路線で、三岐朝明信号場-近鉄富田駅間に支線(近鉄連絡線)をもっています。
旅客列車は全て連絡線を経由して近鉄富田駅ー西藤原間で運用され、富田-三岐朝明信号所間は貨物専用線となっています。
旅客用の車両は、かつては自社発注車も存在しましたが、現在は西武鉄道からの譲渡車で統一されています。
伊勢鉄道
伊勢鉄道は、 三重県の河原田駅-津駅間の22.3kmの非電化路線を運営する第三セクターで、国鉄伊勢線を引き継ぐ形で1987年3月に開業しました。
運行される列車は、JR東海の特急「南紀」や快速「みえ」などが同線内を通過する形で運用される他、伊勢鉄道線内の列車は開業時から富士重工や新潟トランシス製の軽快気動車によって運営されています。
近江鉄道
近江鉄道は、滋賀県東部で3路線を運営する鉄道で、全線単線の電化路線となっています。
かつては、レールバスを導入した時期もありましたが、現在は元西武鉄道の車両を保有し、自社工場で大規模な改修工事を行ったものもあります。
樽見鉄道
岐阜県を走る元国鉄樽見線の運営を引き継いだ第三セクターの鉄道で、樽見線は大垣駅-樽見駅間を結び34.5Kmの非電化路線です。
旅客列車は、開業時には国鉄から譲渡された客車列車を運用していたこともありましたが、基本的には富士重工製や新潟トランシス製の軽快気動車あが使われています。
江若鉄道
江若鉄道は、かつて滋賀県の浜大津駅と近江今津駅の間(51.0km)を結んでいた私鉄で、路線は琵琶湖西岸を沿うように敷設されていました。
単線・非電化路線で、全線開通は 1931年、戦後はモータリゼーションに押される形で乗客が減少し経営が苦しくなり、同じルートで国鉄湖西線の建設が決定したことから、1969年に全線廃止となり、その鉄道用地の一部は日本鉄道鉄建公団に売却され、湖西線用の敷地として転用されました。
叡山電鉄
叡山電鉄は、京都に叡山本線・鞍馬線の路線を運営する鉄道で、元京福電気鉄道が運営していた同線を1985年に引き継ぎました。
路線は京都市近郊の生活路線・及び比叡山や八瀬比叡山口までの観光・行楽路線としての色合いが強く、特に鞍馬線は50‰の勾配のあり山岳路線となっています。
鉄道コレクションでは、京福電気鉄道時代の車両などを中心に製品化されています。
加悦鉄道
加悦鉄道は、京都府の丹後山田駅と加悦駅間(5.7km)をかつて結んでいた私鉄で、1926年に開業、旅客輸送の他、ニッケル鉱石なども輸送していました。
全線単線の非電化路線で、明治・大正時代に導入された古典的な機関車や小型のきゃくなども運用されていました、モータリゼーションの進行により旅客輸送が減少し、ニッケル輸送も終了したことから、1985年5月に廃止となりました。
紀州鉄道
紀州鉄道は、御坊臨海鉄道によって建設された、御坊駅-西御坊駅間(2.7km)を運営しています。
「日本一短いローカル私鉄」としても有名で、現在は信楽高原鉄道から譲渡された気動車2両で運営されています。
山陽電気鉄道
山陽電気鉄道は、神戸と明石・姫路間の都市間輸送を行う高速鉄道で、西代駅-山陽姫路間の本線(54.7km)と飾磨駅-山陽網干駅間(8.5km)を結ぶ網干線の2つの路線を所有しています。
鉄道コレクションでは、700形が製品化されています。