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鉄道車両に関する記事・鉄活動記録の他、模型の紹介なども掲載していきます。

205系600番台 宇都宮線

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↑ 宇都宮線宇都宮以北で運用される205系600番台。

宇都宮線用205系600番台は、小山車両センターに4両編成12本が(48両)が配置され、そのうちE231系近郊タイプ等と同様の湘南色カラーの帯でラッピングされた8本(32両)が宇都宮線の宇都宮(一部小金井)-黒磯間で運用されています。
(予備車の都合で、一部、日光線でも運用されています。)

元は京葉線埼京線で使用されE233系の導入により捻出された車両で、改造工事により番台区分が600番台となりました。

編成は2M2Tの4両編成に短縮され、4両編成2本の併結運用を考慮して先頭車(クハ205・クハ204)には電気連結器が追設されました

基本的な同力ユニットに大きな変更はありませんが、空気圧縮機には耐寒対策を実施、付帯する除湿装置にはヒーターが追加された他、蓄電池も交換されました。

パンタグラフシングルアーム式(PS33F)に交換され、霜取り用として第2パンタグラフが増設されました。

ブレーキ装置は、抑速ブレーキと耐雪ブレーキを追加、電動車には車輪の空転防止用噴射式粘着装置「セラジェット(酸化アルミニウムの粉末を噴射)が搭載されました。
車内に大きな変化はありませんが、客用ドアレール下部へレールヒーターを設置、客室暖房器の容量を1基あたり750Wから1000Wに変更、客用ドアを半自動対応して車内外ドア横の開閉スイッチと室内外にドアチャイムが新設されました。

クハ205には車椅子対応の大型様式トイレが新設され、車椅子スペースも設置されました。

宇都宮線への導入は、日光線と同時期の2012年から2014年頃にかけて行われ、それまで同区間で運用されていた211系を置き換えました。

今後の具体的な車両の動きに関する情報は特になく、当面は現状の体制のまま運用が続くものと思われますが、他の路線で205系が淘汰されていることや、非VVVFインバータ制御車であること、JR東日本東海道・宇都宮・高崎線湘南新宿ライン上野東京ライン含む)にもE235系を導入することを表明していることなどから、205系600番台車がこれらの捻出車に置き換えられる可能性も考えられます。

f:id:chibatrain:20190120122407j:plain↑ 京葉線からの転入車。前面のメルヘン顔は健在です。

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 ↑ 転入に際し、4両編成化と寒冷地対策等の改造が実施され、600番台車となりました。

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 ↑ 宇都宮駅に停車中の元京葉線車両。

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 ↑ 埼京線からの転入車は、205系オリジナルの前面デザインです。

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 ↑ 宇都宮駅構内で休む、元埼京線車両。

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 ↑ 運転席付近側面の様子。

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 ↑ 側面の様子 その1

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 ↑ 側面の様子 その2

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 ↑ パンタグラフシングルアーム式に交換されました。

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 ↑ 台車は従来のまま。ボルスタレス台車

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 ↑ 車内は基本的に従来のまま。

f:id:chibatrain:20190120122540j:plain↑ クハ205には車椅子対応のトイレが設置されました。

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 ↑ 寒冷地を走行するため、客用扉にドアスイッチが追加されました。