陸前山王駅のホームでカメラを構えてまっていると、仙台臨海鉄道の貨物列車がやってきました。
期待していなかっただけに、とても嬉しかったです。
タキを牽引してきたスイッチャーはSD55103号機でした。
新年を迎え念入りに清掃されたのか、車体は足回等も含めてほとんど汚れがなくピカピカの状態でした。
仙台臨海鉄道は、陸前山王駅と仙台北港を結ぶ 5.4kmの臨海本線と、その途中にある仙台港駅から仙台埠頭駅と仙台西港駅にそれぞれ伸びる2つの路線(仙台埠頭線 1.6 km・仙台西港線 2.5 km)を保有しています。
東日本大震災では、路線の 3/4 が被災し機関車2両を失いました。
その後、京葉臨海鉄道や秋田臨海鉄道から機関車の供給を受け、機関車3両体制で段階的に復旧、現在は単機回送を含めて陸前山王駅-仙台港駅間では13往復程度の列車が運行されています。