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鉄道車両に関する記事・鉄活動記録の他、模型の紹介なども掲載していきます。

小田急電鉄 8000形

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↑ 8000形は、汎用性の高い通勤形として1982年に登場しました。

8000形は、1969年から導入が続けられていた5000形の後継となる車両で、輸送力増強と通勤車両の大型化のため、1982年から1987年までの間に6両編成と6両編成がそれぞれ16本の計160両が製造されました。

各駅停車から急行までの幅広い運用が可能な汎用性の高い通勤形車両とされ、9000形以来の11年ぶりのモデルチェンジ車となりました。

車体は20m級の片側4扉車で、前面は大型曲面ガラスを用いたスケルトン構造となり、窓周りの柱が黒色、安全対策上から貫通扉を残し、貫通路脇には手摺りが設置されました。

側面は側窓と水受けを完全に一体してアルミニウム製ユニット窓となり、窓そのものはサッシレスタイプのものになりました。

制御機器は、新製時は界磁チョッパ制御を採用、主電動機は複巻電動機となり、制動装置では応荷重機能付電力回生制動併用の電磁直通ブレーキが装備されましたが、2003年以降の更新工事では、制御方式はIPM-VVVFインバータ制御、主電動機は全閉外扇式かご形三相誘導電動機に変更され、ブレーキも電気指令式となりました。

台車は2200形から採用実績のあるアルストムリンク式空気ばね台車で、パンタグラフが当初は菱形のPT-4212S-AMタイプが搭載されていましたが、2002年以降シングルアーム式に順次交換されました。

編成比率は、導入当初は6両編成が4M2T・4両編成は2M2Tとされましたが、VVVFインバータ制御に変更された6両編成は3M3Tとなり、編成中1両が電装解除されています。

なお。2002年に更新工事が実施された8251Fと8255Fの2本は界磁チョッパ制御のままとされており、編成比率も4M2Tのままです。

現在小田急で運用される現役の通勤形車両としては8000形が最も車歴が高い形式となりますが、今のところまだ本格的な廃車は始まっていません。

しかしながら、同鉄道から2019年度中に新型車両(新5000形)の導入がすでに決定しており、8000形の今後の動きが注目されるところです。

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 ↑ 1982年から1987年までに160両が導入されました。

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 ↑ 8000系のみの6両+4両の10両編成による急行列車。

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 ↑ 2002年以降に更新工事、2003年以降にVVVF化が順次実施されました。

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 ↑ 窓周りが黒く、貫通型には見えにくい個性的なデザインが特徴的です。

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 ↑ 向ヶ丘遊園駅に停車中の8000形。

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 ↑ 前面、運転台付近の様子。

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 ↑ 側面の様子 その1

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 ↑ 側面の様子 その2

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 ↑ 側面の様子 その3

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 ↑ 台車の様子。

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 ↑ パンタグラフは、更新工事後はシングルアーム式に変更になっています。

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 ↑ 車内の様子 その1

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 ↑ 車内の様子 その2

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 ↑ 座席の様子