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京成3600形を撮ろう その8

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京成3600形は、見た目では3500形のデザインをマイナーチェンジして少しセンス良くしたような感じですが、車体の構造は大きく異なります。

3500形が 普通鋼の骨組みにステンレス鋼の外板を貼っただけのセミステンレス構造だったのに対して、3600形は京成電鉄初の軽量オールステンレス車体です。

軽量ステンレス車体は、東急車輛製造によって開発され、量産車としては1980年に東急8090系で実用化された技術です。

当時は東急車輛製造がこの技術を公開していなかったのですが、京成3600形は東急車輛製造日本車輌製造の共同設計となったため軽量ステンレス車体が採用されました。

同様に東急車輌製造と他の鉄道車両メーカーとの共同設計により軽量ステンレス車体が導入されたものとして、東武9000系・10000系や京王7000系があります。

また、これはとは違う工法ですが、近鉄3000系が近鉄車輛で軽量ステンレス車体で製造されました。

但し、東急8090系では廃止した側面のコルゲートは、京成3600形や東武9000系などでは残され、重量も8090系よりは重たくなっています。

当時は東急車輛の最新工法による製造が、他のメーカーは難しかったのかも知れません。