CHIBA TRAIN NET

鉄道車両に関する記事・鉄活動記録の他、模型の紹介なども掲載していきます。

東京急行電鉄 5000系

f:id:chibatrain:20190601141632j:plain

↑ 東急の標準車両として設計・開発された5000系。

東急 5000系は、老朽化の進んだ 8000系・ 8500系などの置き換え用として 2002年に登場しました。

同年5月に田園都市線用として導入が開始されましたが、以降に増備される東急電鉄の標準車両と位置付られた車両で、各路線の運用実態に合わせた仕様変更を行った上で、5080 系として 2003年3月から目黒線へ、また 5050系として 2004年4月から東横線への導入も平行して行われました。

JR東日本E231系などをベースに設計・開発され、車体の構造や各種部品を共通化することで、従来の車両に比べて約3割のイニシャルコスト削減が図られました。

車体は 20m 級4扉構造の軽量ステンレスですが、側面は地下鉄乗り入れのため裾絞りなしのストレートとなり、床面は従来車( 3000系)よりも 20mm 低い 1,130mm となり、前面はFRP成形で前後方向に緩やかな傾 斜をつけたデザインとなりました。

車内は E231系ベースのオールロングシート仕様で、客室用扉の上には東急初の液晶ディスプレイ式案内装置を設置、運転室は半蔵門線乗り入れ対応でマスコンがTハンドルとなりました。

制御方式は IGBT素子による VVVFインバータ制御で、主電動機はかご形三相誘導電動機、制動装置は回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキを採用、台車はボルスタレス式空気バネ台車を履いています。

5000系は主として田園都市線向けに 10両編成で投入された他、一部が東横線用にも8両編成で導入されましたが、混雑の激しい田園都市線では、乗降時間の短縮と混雑緩和を図るため 2005年2月以降6扉車が導入され、2009年 12月時点では 10両編成中 14本に3両、1本に2両の6扉車が連結されました。

しかしながら、その後田園都市線内の各駅にも可動式ホーム柵を順次導入することとなり、これに対応できない6扉車は 2016年から 2017年頃にかけてすべて4扉車に置き換えられ、消滅しました。
2017年 12月現在、 5000系は田園都市線用として 10両編成 18本が長津田検車区に配置され、東横線として8両編成4本が配置されています。
ラインカラーは、田園都市線用がエメラルドグリーン、東横線用が桃色となっています。

f:id:chibatrain:20190601141635j:plain

 ↑ 田園都市線では10両編成で運用中。

f:id:chibatrain:20190601141637j:plain

 ↑ JR東日本のE231系と車体構造が各種部品の多くが共通となっています。

f:id:chibatrain:20190601141641j:plain

 ↑ 6扉が連結されていた頃の姿。前面には「6DOOR」の表示があります。

f:id:chibatrain:20190601141644j:plain

 ↑ 当時連結されていた6扉車。

f:id:chibatrain:20190601141800j:plain

 ↑ 前面の様子。

f:id:chibatrain:20190601141803j:plain

 ↑ 前面はFRP成形により前後に傾斜のついたデザインとなっています。

f:id:chibatrain:20190601141805j:plain

 ↑ 側面の様子 その1

f:id:chibatrain:20190601141807j:plain

 ↑ 側面の様子 その2

f:id:chibatrain:20190601141809j:plain

 ↑ 側面の様子 その3

f:id:chibatrain:20190601141841j:plain

 ↑ 台車はボルスタレス方式の空気ばね台車。

f:id:chibatrain:20190601141843j:plain

 ↑ 車内の様子 その1

f:id:chibatrain:20190601141845j:plain

 ↑ 車内の様子 その2

f:id:chibatrain:20190601141847j:plain

 ↑ ロングシートの様子

f:id:chibatrain:20190601141849j:plain

 ↑ 客用扉の様子。上には液晶ディスプレイ式案内装置が設置されています。