東京急行電鉄(東急)は、東京都南西部から神奈川県東部にかけて、鉄道路線 99.9km(東横線と目黒線・田園都市線と大井町線との並行部分をそれぞれ計上した数値)、及び軌道線 5.0km の計 104.9km を運営しています。
沿線に観光地を抱え特急列車を走らせる東武鉄道・小田急電鉄などと異なり、東京近郊の通勤通学や生活路線が中心であり、保有する車両もほとんどが通勤形車両です。
2018年3月から1田園都市線で運用を開始した 2020系は、2018年度までに9本が導入されましたが、2019年度は更に6本が導入予定となっており、8500系の置き換えも進むものと思われます。
一方、目黒線では 2020系をベースとした新型車両「3020系」が3本が導入され、2019年秋ごろから運用を開始しています。
目黒線については、2022年度下期に相鉄線との総合直通運転開始を予定されていますが、これにに合わせて、2022年度上期から既存車両の8両編成化(現在は6両編成)が実施される予定です。
2020系以降(2018年~)
田園都市線で増備が続く 2020系は、2019年度には6本が増備され 15本体制になる予定です。
目黒線へ導入される 3020系は、2019年度は6両編成3本が導入されますが、同線の8両編成化に伴い、2022年上期には更に2両が増結され8両編成化される予定です。
5000系以降(2002年~)
2018年度は、池上線・東急多摩川線向けの 7000系3両編成6本が増備され、同線の旧型車( 7700系)の置き換えが全て完了しました。
2020年以降、目黒線の列車の8両編成化が実施されますが、同線で運用される 5080系は製造からすでに16年以上が経過しており、単純に 2020系規格の中間車2両を新製して増結するのか、他線への転用や編成替えにより8両編成を組成するのか、具体的な動きはまだ分かりません。
- 5000系
- 5050系
- 5050系4000番台
- 5080系
- 6000系
- 7000系
その他
2018年以降始まった 2020系による 8500系の置き換えは、2019年度以降も継続して行われる予定で、今後田園都市線の 8500系がいつまで残るかが注目されるところです。
目黒線の8両編成化については、同線を走る 3000系もその対象となっていて、5080系同様、どのような形で8両編成化が行われるのかが注目されます。
引退車両
2018年に引退した 7700系などを掲載ます。
- 7700系
- 7800系
- 5200系
- 7000系