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鉄道車両に関する記事・鉄活動記録の他、模型の紹介なども掲載していきます。

北陸鉄道 7000系

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↑ 元東急7000系北陸鉄道7000系です。

概要

北陸鉄道7000系は、老朽した旧型車置き換え用として1990に導入された、元東急7000系で、2両編成5本(10両)が在籍しています。

運用される石川線が直流600Vであることから、電装品は大幅に更新され、主要機器はJR東日本・西武・南海・営団地下鉄(現:東京メトロ)各社から出された廃車発生品を書き集めて流用されました。

種車は全電動車編成でしたが、導入時の改造・機器更新の際に変更され、編成比はパンタグラフを搭載する偶数車を電動車とする1M1Tとなりました。

台車は種車の TS-701(パイオニアⅢ台車)のディスクブレーキが北陸地方の雪質と相性が良くないことから、元西武やJR東日本の廃車発生品と交換されました。

その他、導入当初ワンマン運転の導入が既に予定されていたことから、ワンマン運転対応の機器も搭載され、下記の第1編成(7000形)を除く4本(8両)には冷房改造が実施され、同鉄道初の冷房車となりました。

7000系は外観上の相違や冷房装置有無などにより、7000形・7100形・7200形に区分されています。

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↑ 訪問したのは2019年8月、各種キャンペーンなどのヘッドマークを掲げていました。

7000形

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↑ 車庫で休んでいたモハ7001ークハ7011編成。

東急7000系のデハ7000形(先頭車)からの改造車で、基本的には7100形と同じですが、冷房装置が搭載されず、7000系唯一の非冷房車となっています。

そのため、夏季の稼働率は非常に悪く、筆者が訪問したときも車庫でずっと休んでいました。

1編成のみが在籍。

7100形

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↑ モハ7101+クハ7111編成

7000形同様、東急7000系デハ7000形(先頭車)からの改造ですが、冷房装置を取り付けたことから、7000形とは区別されています。

2編成が在籍しています。

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 ↑ モハ7102+クハ7112編成。

 7200形

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↑ モハ7201+クハ7211編成

7000形・7100形の種車が先頭車で合ったのに対して、7200形の種車東急7000系の中間車デハ7100形で、先頭車改造の上、冷房装置や主要機器の装備が行われました。

同様に元東急7000系の中間車からの先頭車に改造された車両を導入した例としては、福島交通弘南鉄道水間鉄道があり、前面形状のデザインは共通のものが多いのですが、7200形では行先表示幕が省略され、前面窓の内側に行先表示板を掲示しているのが特徴です。

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 ↑ モハ7202+クハ7212編成