次の列車交換では、キハ110系3両編成による会津若松行きの快速列車がやってきました。
「SLばんえつ物語」号を、除けば、磐越西線(非電化区間)唯一の優等列車の快速「あがの」です。
「あがの」は、1959年に仙台駅と新潟駅を東北本線〜磐越西線〜信越本線経由で結ぶ準急列車として運行を開始し、1966年に急行列車に昇格、一時はグリーン車も連結していたこともあったそうですが、東北新幹線の開業した1980年頃から運転区間の短縮や快速列車への格下げなど、衰退の一途をたどり、1993年には運用区間は会津若松駅〜新潟間となり、使用車両も急行形のキハ58から一般形のキハ110系に変更となってしまいました。