富山地方鉄道デ8000形です。
構造上冷房改造ができなかったデ7000形の置き換え用として、1993年に5両が製造されました。
JR東日本ですと209系の量産され始めた頃ですが、デ8000形は制御方式がGTOサイリスタ素子のVVVFインバータ制御となっています。
この部分の技術は、当時は民間私鉄や特に路面電車の方が先行していました。
この後に市内線向けに導入された車両は、超低床の大型連接車両のタイプですが、デ8000形が導入された頃はまだ、そのような車両は普及しておらず、デ8000形は昔ながらの 13m 級小柄な車体となりました。