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鉄道車両に関する記事・鉄活動記録の他、模型の紹介なども掲載していきます。

西武鉄道 6000系

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↑ 東京メトロ有楽町線・副都市線等の直通用として運用される6000系

概要

西武鉄道 6000系は、帝都高速度交通営団(現:東京メトロ有楽町線との相互乗り入れ用として導入された形式で、1992年から 1988年にかけて 10両編成 25本が導入されました。

車体は 20m級4扉車で、1991年から1995年度までに導入されたものは軽量ステンレス製ですが、1996年度以降の増備車は西武鉄道初のアルミニウム合金製となり、車両番号も「50番台」として区別されています。

前面は従来の西武電車とは異なり、非常時用の貫通扉を左側に設けた左右非対称のデザインが採用されました。

前照灯・尾灯は角形で一体化され、下部分には排障器と密着連結器を装備しています。

車体のカラーは青色で、前面の窓下が青となった他、側面の上部には細い青帯、腰板部には中間に白を入れた太い青帯が配されています。

制御方式は GTO素子のVVVFインバータ制御で、1台の制御で 155kW出力のかご形三相誘導電動機を2両分、8台を制御する 1C8M方式となり、編成比は 6M4T です。

一部の編成で機器更新が行われ、6157F が永久磁石同期電動(PMSM)を搭載したほか、その他の編成では炭化ケイ素(SiC)適用VVVFインバータに更新されています。

パンタグラフは菱形で、当初は1編成に4基設置されていましたが(モハ6200・6500・6600・6800)、保守低減の関係から、現在はそのうち1基(モハ6600)が撤去されています。

台車は西武鉄道初となるボルスタレス台車を採用、制動装置は回生ブレーキ併用の ATC連動電気指令式空気ブレーキで、機器更新車では純電気ブレーキを搭載しています。

2006年以降は、東京メトロ副都心線、及び東急東横線横浜高速鉄道みなとみらい線直通運転に対応するための改造工事が実施され、未改造車との区別のために前面がシルバーメタリックから白に変更されています。

池袋線所属編成(初期車2本を除く)23本(池袋線所属編成)は、池袋線池袋駅飯能駅)・西武有楽町線狭山線の他、東京メトロ有楽町線副都心線東急東横線横浜高速鉄道みなとみらい線で運用され、新宿線所属編成(初期車2本)は新宿線拝島線で運用されています。

f:id:chibatrain:20191228193907j:plain ↑ 編成は6M4Tの10両固定編成です。

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↑ 副都市線対応化工事の際、前面がシルバーメタリックから白に変更されています。 

1次車(新宿線所属 6101F・6102F)

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↑ 地下鉄直通の対応工事の対象から外され、新宿線系統で運用される1次車

1991年と1992年に製造された1次車(6101F・6102F) は、2次車以降の量産車と異なる点が多く、運転台機器配置や床下配置なども異なるため、地下鉄有楽町線副都心線対応の改造工事の対象から外されています。

ほぼ原形のまま、現在は新宿線拝島線で運用されています。

 ステンレス車(基本番台)

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↑ ステンレス車体の基本番台車

初期車は東急車輛製造で、軽量ステンレス車体が採用され従来車よりも軽量化が図られています。

前面は FRP成形品が採用され、当初はシルバーメタリックに塗装されていましたが、上記のとおり、6101F・6102F 編成を除き、白色に変更されています。

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↑ 基本番台、前面の様子。

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 ↑ 基本番台、側面の様子 その1

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 ↑ 基本番台、側面の様子 その2

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 ↑ 基本番台、側面の様子 その3

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 ↑ 基本番台、台車の様子

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 ↑ 基本番台パンタフラフの様子。

アルミ車(50番台)

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 ↑ アルミ製車体の50番台車

1996年以降に増備された 50番台車は、日立製作所が製造を担当し、車体がアルミ合金製となりましたが、基本的な仕様はステンレス車に準拠し、既存の 6000系のイメージを残すためにグレーに塗装されています。

1997年以降の増備車では側面の戸袋窓が廃止され、更なる軽量化が図られています。

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 ↑ 50番台、前面の様子

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 ↑ 50番台、側面の様子 その1

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 ↑ 50番台、側面の様子 その2

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↑ 50番台、側面の様子 その3 

運転席及び車内

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 ↑ 6012Fの運転台

改造前は2ハンドルのタイプでしたが、副都心線対応工事の際、T型ワンハンドルのタイプに変更され、TIS装置搭載に合わせて大型の液晶モニターが速度計を挟む形で2基設置されました。

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↑ 車内の様子 その1

車内はオールロングシートで、座席モケットの色は青となっています。

2003年以降、7人掛けのシートを3+4に区切るスタンションポールの設置、座面モケットのバケットシート化などが実施されています。

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 ↑ 車内の様子 その2

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 ↑ 座席の様子

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 ↑ 乗客用扉付近の様子。