CHIBA TRAIN NET

鉄道車両に関する記事・鉄活動記録の他、模型の紹介なども掲載していきます。

京浜急行電鉄

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概要

京急急行電鉄は、東京の品川から神奈川県横浜及び三浦半島へ至る路線を中心に、5つの路線を運営する関東大手私鉄で、現有路線の総延長キロは 87.0km となっています。

また、都営浅草線京成電鉄北総鉄道線との相互乗り入れ・芝山鉄道への乗入れも行っている一方、近年では羽田空港へのアクセス輸送も大きく同鉄道の経営基盤の一つとなっています。

今後は、通勤利用客の減少や羽田アクセス輸送の競合激化など、運営的に厳しい状況がが発生してくることから、最近では外国観光客を含めた三浦半島や城ケ島等への環境誘致も積極的に行っています。

京急車両の特徴

京急の前身である京浜電気鉄道が、三浦半島方面に延伸する湘南電気鉄道と乗り入れを行うために、1933年に当時の路線(品川駅-横浜駅)路線を標準軌に改軌し、品川駅-浦賀駅間の一体輸送が開始され、以降現在に至るまで、京浜急行電鉄の路線は標準軌となっています。

車両は全て 18m 級で、片側4扉車であった 800形が全廃となったため、現在は優等列車専用の 2100形を除き全て片側3扉車となっています。

先頭車両については、2010年の事業用車両クト1形の廃車以降は全て電動車となっていて、都営車両・京成グループからの直通車両にについても、基本的に先頭台車は重量が重たく安定している電動台車に限定しています。

これは、あえて先頭車を重たくして列車の位置検知システムを確実に動作させること、万が一の脱線事故の際に列車の転覆を防ぐことなどが、その理由となっています。

使用される台車については、JRグループや各私鉄等の近年の車両で使われるボススタレス台車は走行安定性の観点から現在に至るまで採用されず、ずっとダイレクトマウント式のボルスタ(枕ばり)付の台車を採用しています。

現行車両

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 京急線内の優等列車専用(泉岳寺までの乗入れ)である2扉オールクロスシート車の2100形は、主として快特や「京急ウィング号」などに運用されています。

車歴が既に20年以上となり、そろそろ置き換えの動きが出てもおかしくない状況ですが、現在のところ特に具体的な動きはなく、当面は現状のままかと思われます。

老朽化した800形は 2019年に全車引退となりましたが、今後は車歴が 35年となる1500形初期車(普通鋼製車)の廃車に向けた動きが注目されます。

2002年にデビューした新1000形は、マイナーチェンジを重ねながら増備が続けられています。

2016年3月時点では 348両と京急最大の勢力となっていますが、その後も増備は止まらず、2019年度は 14両の増備が行われます。

新形式車導入の具体的な情報はありませんので、1000形の増備は今後も続くものと思われます。

  • 2100形
  • 新1000形
  • 600形
  • 1500形

廃車車両

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管理者のお気に入り車両だった 2000形は、後継の 2100形登場後も一般車に格下げとなり運用を続けていましたが、相対的に他の車両に劣る性能や都営線乗り入れができないなど使い勝手が良くなかったことから、2018年度までに全車廃車となりました。

普通列車用として 132両が在籍していた 800形は、2011年度より廃車が始まり、徐々に淘汰が進みましたが、2019年6月に最後まで残った 823編成も廃車となり、全車引退となりました。