EF66 の側面の様子です。
貨物専用機(のちにブルートレインも牽引しましたが…)とは思えない斬新なデザインです。
EF66 は 1,000トンの貨物列車を 100km/h で走行できる機関車として開発され、搭載された主電動機(MT56)は、85%界磁での端子電圧 750V時1時間定格出力 650kWという当時としては非常にハイスペックなものとなりました。
これを6基搭載した全体としての定格出力( 3,900kW)は、狭軌鉄道としては当時世界最大です。
貨物列車の高速化を目指していた当時の国鉄は、最高速度 100km/h での走行可能なコキ10000系コンテナ・レサ10000系冷蔵車を機関車と並行して開発し、EF66のデビュー前から EF65(500番台F形)の重連により運用を開始していました。