先日、車両基地の1線のみ、レール側面の塗装を試験的に行いましたが、とりあえず問題がなかったので、今回はその工事を進めました。
工事の手順としては、この作業が完了した後に、レールのボードへの貼り付け・固定、スチレンボードによる地面のかさ上げ、側溝や信号機などの設置、バラスト散布の手順になると思いますが、週末のうち作業をできる時間も限られていますので、工期は結構ながくなると思います。
とりあえず、前回までの作業が完了した状態では、一番手前の1線のみが塗装が完了している状態です。
その他の線路について、塗装作業を進めます。
塗装といっても、レールをただ筆で塗っているだけの単純作業で、これを忍耐強ひたすら行うだけです。
前回同様、水性ホビーカラーのレッドブラウンを使用します。
3線分を塗っただけで2時間程度かかりました。
途中で眠くなり、モチベーションも下がってきたので、まだ一番奥の1線に手を付けていないのですが、筆塗はここまでとし、最初に塗ったレールから磨きの作業に入ります。
綿棒の先を水で濡らして、レールの上面を擦って塗装を落としていきますが、これも結構時間のかかる作業です。
この作業では綿棒を大量に使いました。
1回拭いただけでは汚れや塗装は落ちきれていないので、何度も繰り返します。
一通り塗装がレール上面がきれいになった後は、メンテナンス用のレールクリーナを綿棒の先につけて、再度上面を磨きます。
やはり水では落ちない汚れもあるようです。
写真では分かりにくいのですが、ひととおり作業は終わったレールです。
結構、塗装がはみ出したりしているところもありますが、バラスト散布を行えば目立たなくなると思いますので、そのままとします。
レールを所定の位置に配置し、架線柱を立てて、各線毎に試運転を行いましたが、一応特に問題はありませんでした。
まだレールの側面の塗装しか行われていない状態ですが、これでも以前よりも多少雰囲気は出てきたと思います。
しかしながら、写真では分かりませんがまだこの塗装作業を実施していないところが一部ありますので、まずそこを全部完了させてから次のステップに入ろうと思います。
エンドレールの末端部分はレールのプラスチックになっていますが、この側面の塗ってみたところ、以前よりも若干実感的になりました。