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鉄道車両に関する記事・鉄活動記録の他、模型の紹介なども掲載していきます。

【活動記録】名古屋~四日市遠征 (2016年7月) その2

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★旧ブログの過去の記事を再編集し、2016年7月末に名古屋遠征したときの記事をまとめました。

「名古屋~四日市遠征 (2016年7月)その1」からの続き

昭和四日市石油専用線で、タキの入れ替え作業に使用されているスイッチャーです。写真では分かりにくいのですが、2両が背面重連では繋がっていて、この後ろにもう1両スイッチャーがくっついています。

塩浜駅には、以前はこの他に石原産業三菱化学・三菱油化などの専用線・専用鉄道が接続し、これらで運用される様々やスイッチャーを見ることができましたが、いずれも廃止となり、現在ここで見られるスイッチャーは、この昭和四日市石油の機関車だけとなっています。

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四日市には、現役としては日本唯一の鉄道可動橋があります。

正式には末広橋梁と言い、日本の橋梁技術史上貴重な存在だそうで、可動橋としては初の重要指定文化財に指定されているそうです。

場所は、四日市駅から港に伸びる専用線の途中に位置し、その先には太平洋セメント四日市出荷センターがあります。

自分が訪問したとき、ちょうど橋が動いているところでした。

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可動橋の上を DD51牽引のセメント専用列車が通過していきます。

三岐鉄道東藤原駅に隣接する太平洋セメント工場から発送されたセメント列車は富田駅JR貨物に引き渡され、ここまで運ばれてきます。

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末広可動橋を渡ってきた DD51 牽引のセメント列車が、そのすぐ先にある踏切を通過するところです。

かつてはこの先には四日市港駅という貨物駅が存在し、四日市駅から可動橋を経由してこちらに至る路線も、関西本線の支線扱いでした。

しかしながら、現在では四日市港駅は既に廃止され、ここも四日市駅の構内の扱いとなっています。

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太平洋セメント四日市出荷センターから空車のタキを牽引してきた、DD511が到着しました。

四日市駅から旧四日市港駅に伸びる側線は、可動橋を渡ると右カーブを描き太平洋セメント専用線と合流します。

四日市駅かDD51で牽引されてきたセメント列車は、ここで太平洋セメントとの受け渡しが行われ、

スイッチバックの形でこのスイッチャーに牽引されて太平洋セメントの構内に向かいます。

セメント列車から切り離された DD51 は、ここで空車のタキ列車を受け取り、四日市駅に向けて出発します。今回の遠征の目的の一つは、この受け渡しの様子を見ることでした。

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四日市港の先にある太平洋セメント四日市出荷センターの構内です。

三岐鉄道東藤原駅から発送されるセメント列車は、最終的にはここまで運ばれてくるのですが、現在は1日5往復程度となっているようです。

構内では、列車が到着すると、スイッチャーが慌ただしくタキの入れ替え作業を行っていました。こんな光景も、かつては全国あちこちで当たり前に見られたのでしょうが、今では貴重な存在となっています。

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訪問したときに太平洋セメント四日市出荷センターで運用されていた赤い機関車は、DD511 です。

1983 年に日本車輌製造で作られた 50トン機で、以前は、北海道の室蘭本線本輪西駅から分岐するJX日鉱エネルギー室蘭製油所線で活躍していました。

2014年7月初旬に四日市出荷センターに搬入され、検査などを経て現在はこちらで運用されています。

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太平洋セメント四日市出荷センターでは、もう1台白い機関車を見かけました。

ナンバープレートは DD452 となっていますが、1982年に富士重工業で製造された 45トン機です。

以前は高崎運輸に所属し倉賀野で運用されていたようですが、1999 年以降こちらで運用されているようです。

最近では予備車的な存在らしいのですが、今回車庫でなくちゃんとした姿を見たかったです。

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駅の南側の踏切側から撮ったJR四日市駅の構内です。

駅舎や旅客用ホームなどは、この写真の左側にあります。

奥には検修庫も見えますが、この検修庫ではこの地区で運用されるコンテナ車や石油輸送用のタンク車、炭酸カルシウム輸送用のホッパー車などの点検も行われています。

構内は非電化で、DD51やDE10などの姿を見ることができます。

構内はとても広く、かつては数多くの貨車が留置されとても賑わっていたものと思われますが、訪問したときは、ここで休む貨車もまばらでした。

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四日市港での撮影の後、千葉へ帰る前に少しだけ富田駅に立ち寄り、気になる三岐のデキを撮りました。

昼前だつたので、多少逆光気味になっています。

ここで撮るなら、晴れの日は午後の方がよいかも。

ここでは、三岐のデキが牽引してきたセメント列車を、DD51にバトンタッチする様子が見れました。

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富田駅で、出発を待つセメント列車(空返送)の先頭にたっていたのは ED457 でした。

ED457 は、1970 年に太平洋セメント(当時は小野田セメント)新工場の完成に伴う出荷量の増加に対応用として導入されました。製造時から重連総括制御が備わっていました。

電気部品のみが東洋電気製で車体は西武所沢工場製です。

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重連のうち富田駅側に連結されていた ED459 です。

鉄道コレクションで製品化されたモデルで、自分も所有しています。

自分が模型で持っている車両と出会うと、なんとなく親しみがわきます。

実車は、元東武鉄道のED5069で、三岐鉄道に現存する他の機関車とは経歴が異なります。

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富田駅で名古屋行きの列車を待っているとき、DD51 牽引の貨物列車が通過したので、思わず撮ってしまいました。

先頭の DD51は 1146号機で旋回窓がついています。

この機関車は、2013年に7月に鷲別機関区愛知機関区に転属、その後2年4ヶ月ほど寝ていましたが、このときは復活していました。

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富田駅を通過する、キハ 75系による快速「みえ」です。

このときは、2両と短い編成でした。

使用されているキハ 75系は名古屋車両区所属で、2両編成または4両編成で運用されていますが、多客期に定期列車の増結や増発を行うときは、美濃太田区所属のキハ75系が応援に入ることもありました。

カミンズ製のハイパワーなエンジンは健在で、爆音を鳴り響かせながら、駅の構内を走り抜けていきました。

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富田駅に到着する313系2両編成です。

関西本線の名古屋口は、電化されている名古屋ー亀山間がJR東海の管轄となっていて、主に211系と313系によりローカル輸送が行われています。

各駅停車の普通列車や線内のみの快速、ラッシュ時に運転される区間快速のみの他、河原田から乗り入れる快速「みえ」もローカル輸送の一端を担っています。

名古屋ー四日市間では、昼間は1時間あたり快速と普通が各2本程度が写真のように短い編成で運用されていました。