レール側面の塗装作業で予定分が一応完了したので、レールの敷設工事を開始しました。
「レールの敷設工事」といっても、ただ、道床付きの線路をボードに貼り付けるだけのことで、特別な作業ではありません。
ちなみに上の写真は iPhone11 で撮ったものですが、最近のスマホは写真の画質が向上していますね。
作業前の車両基地の様子です。
線路や架線柱・ストラクチャー(といっても電車庫=工場しかありませんが)の配置はこれで一応決まりですが、ただボードの上にこれらを並べただけですので、今のところはお座敷運転と何も変わりありません。
今回は、あまり時間もないので、手前の1線のみボードに貼り付けます。
レイアウトボードの一番左側を基準とし、写真では手前から 60mm、左端から 50mmの角を今回敷設する1本線の道床の左端の 角を合わせ、そこから右に向かってボードに平行に敷設することにしました。
とりあえず、決めた基準のポイントに今回敷設する1本を仮に配置し、他の線路も全て並べて、特に架線柱の位置などに問題がないかどうか再確認しました。
架線柱の位置を忘れないように、並べた架線柱の根元(固定台)の外側をペンでなぞり、その位置をボードに記しておきます。
ユニトラックもそうですが、道床付き線路に設置する架線柱の固定台は道床の下にセットするように作られています。
今回の作業では道床付き線路はボンドでそのままボードしてしまうため、線路を少し浮き上がらせてしまう架線柱の固定台はそのまま使用できません。
線路からはみ出している部分のみを切断して、同様にボードに貼り付けて使用する予定です。
架線柱の位置をボードにマークしたら、並べた線路を撤去します。
ボードには、ペンで書いた線路と架線柱(固定台)の位置が残っています。
このあと、線路1線分をボンドで貼り付けます。
使用するボンドは舶来品の「タイトボンド(Titebond)」です。
既存の鉄コレ用レイアウトを製作したときの購入したもので、この車両基地のベースとなるトミックスのコンビネーションボード2枚を接合するときにも使用しました。
元は、鉄道模型に精通した友人(HOゲージのオーナー)から進められて購入しました。
地元のスーパービバホームで売っていました。
一旦、ボンドを段ボールの切れ端に出して、それを爪楊枝につけてレールの裏面に塗っていきました。
かなり雑な塗り方です。
元々自分はこのような工作が不得意なので、お見せできるようになものではありませんが・・・
とりあえず、1線ボードに貼り付けた様子です。
四角で記してあるのが、架線柱を設置する場所です。
ボンドが乾くまで、この状態で放置します。
よく見ると、レールの塗装もボンドの塗り方もかなり雑ですね。
バラストを撒いたりウェザリングをするときに、うまくごまかすしかなさそうです。
ボンドは、乾いたら透明になるのであまり気にしていません。
今回貼り付けた1線のうち、一番左側の線路は、あえてボードには貼り付けませんでした。
レール側面の塗装もしていません。
実は、この車両基地のモジュールについて、今後製作予定の新レイアウトと接続することを将来的に考えていて、その場合この部分カーブレールに変更する、あるいはユニトラックとの変換レールを組み込み可能性があります。
その関係で、ここの部分はいつでも外せるようにしました。
ただ直線の線路を貼り付けただけなので必要ないかも知れませんが、一応試運転をしました。
架線柱は一時的に撤去され非電化となっていますので、現在は DE10 しか入線できません。
一時的に撤去された架線柱は、当鉄道本社脇の敷地に仮置きされています。
危険なので、本社の従業員には近づかないように注意喚起をしております。