前回、道床付線路のうち1線分をレイアウトボードに貼り付けましたが、今回はその残りの作業をしました。
但し、電動ポイントが関わる部分は今回は貼り付けず、そのまま残します。
今回作業をする前の、後ろ部分の様子です。
一番手前の1線のみ、レイアウトボードへの貼り付けが完了しています。
今回はその奥の3線の作業を行います。
まずは、貼り付けていない線路を全ていったん撤去し、余剰となっているトミックスの直線レールを3線分、新たに並べます。
このとき、架線柱用の固定台を用いて、トミックスの複線規格である 37mm間隔とします。
このモジュールではトミックスの3線架線柱を使用するため、線路もトミックス規格で並べる必要があります。
トミックスの直線レールを3線分並べたら、動かないようにマスキングテープでしっかりと固定します。
仮設線路を固定したら、各線路の手前側をペンでなぞります。
このように、これらの線路を線引きの代用として使用すれば、いちいち長さを定規で測らなくても、ボードの上にトミックスの規格で線を描くことができます。
ボードに線を引いた後は、仮設した直線線路を全て撤去します。
この線に道床の片側を合わせて線路を貼り付ければ、今回の作業は完了します。
前回同様、一旦段ボールの切れ端につけたタイトボンドを、爪楊枝を用いて貼り付ける線路の裏に塗っていきます。
予定のうち、2線を貼り付けた様子。
一応、幅も均等になっています。
ボンドが固まるのを待つ間、架線柱用固定台の一端を写真のようにカッターで切断しました。
写真では左端の部分を前回の作業でレイアウトボードに記した部分に貼り付けます。
前回レイアウトボードに記した場所に、架線柱用固定台の一端をタイトボンドで固定した様子です。
次回以降、対となる部分にも同じことをする予定です。
なお、架線柱はメンテナンスを考慮して取り外しができるようにする必要があります。
今回の作業が完了した様子です。
一番奥の1線は途中で切れてしまっていますが、その先に電動ポイントがあるのがその理由です。
その右端で切れている線路の先に繋がる電動ポイントがこれです。
多くのモデラ―の方のブログやサイトを拝見させていただくと、道床式固定レイアウトでも、電動ポイントはボードに貼り付けていない例が大半のようです。
特に、トミックスのポイントは故障が多く、取り替えることもありますので。
電動ポイントを設置する上で課題となるのが「バラスト散布」ですが、新レイアウトではどうするのか、まだここを作業するまでには時間がありますので、それまで皆さんのサイトを参考にさせていただきながら、検討を重ねます。
電動ポイントに付随する配線は、正直邪魔なのですが、接続する線路の貼り付けによって電動ポイントの位置も確定したので、ボードに穴をあけて配線を下に逃がすことにしました。
穴をあけて、そこに配線を逃がした様子。
当モジュールにある二つの電動ポイントに対して、この措置を行ってところ、ポイント周辺がすっきりしました。
今回予定の作業終了後は、定番の試運転です。
通常なら DE10 が対応するところですが、今回は運用の都合上、KATO のDF50 で試運転が行われました。
次回以降では、架線柱用固定台の取り付け、スチレンボードによる地面の底上げ、側溝や渡り板の設置を行った後、バラスト散布を行うことになります。