夏休み最終日、今回は検修庫の前の舗装部分を作りました。
写真は本日の作業終了後の様子です。
当初は舗装部分は作る予定はありませんでした。
しかしながら、実物では地方私鉄なども含めて検修庫(検車庫)の前が舗装しているのが一般的です。
先日、各私鉄を訪問した際の写真を整理していたときに、たまたまそのことに気が付き、急遽作ることにしました。
実際の例です。
写真は流鉄終点で流山駅構内にある検車庫です。
検車庫の手前も中も舗装されています。
次の写真は三岐鉄道の例ですが、 舗装部分とバラスト散布部分がはっきりと分かれています。
参考にしたいと思います。
現在製作中の車両基地では、すでに線路を敷設してしまっているので、線路の間と両側に1mm厚のスチレンボードを設置して舗装面を作りました。
ワイドトラムレールでも組み合せればよいのでしょうが、そのような余裕はありません。
直線だけでなく C541 のカーブレール区間にもスチレンボードを設置することになります。
その形に合わせてスチレンボードを作るのは面倒で、多少歪な形になりましたが、なんとか作りました。
とりあえず、線路の間に設置するスチレンボードを実際に仮置きして、 DE10 で試運転をしてみました。
特に問題なさそうなので、このまま作業を進めました。
線路の両脇にも 舗装面とするスチレンボードを設置したところ写真です。
架線柱の固定台部分を外す形で、スチレンボードを設置しました。
スチレンボードは旧レイアウトの解体派生品を再利用しているので、最初からグレーに塗装されているものもありました。
写真は、検修庫(建物)を外した状態です。
この後、未塗装のスチレンボードに塗装を行いました。(ポポンデッタの下地塗装/ダークグレーで手塗り)
ベースとなるスチレンボードが仮置き状態なので、タイトボンドでレイアウトボードに貼り付けました。
レイアウトボードのベース(べニア板の部分)で一部露出してしまう部分があるので、その付近を手塗りで塗装しました。(下地塗装/ダークグレー)
検修庫前側の作業が終わった様子です。
べニアが直接露出する部分は、検修庫の後ろにもあるので、こちら側も塗装しました。
作業終了後の後ろ側の様子。
べニア板が露出している部分もありますが、ここはバラスト散布後に隠れます。
タミヤの角棒(1mm厚)を切断し、4cmの長さの棒を4本作りました。
これら4本を、横にセメダインで接着し、幅1mm 高さ4mm の平板にしました。
MR.サーフェイサーを軽く吹き、その上から茶色(ぶどう色2号)で塗装しました。
これをレイアウトに設置しました。
「渡り板」のつもりだったのですが、何かよく分からないですね。
次回、もう少し何か手を加えるつもりです。
検修庫(建物)を設置した状態です。
これで試運転を行い、問題がなければ先に進みます。
ところが、試運転で問題が発覚しました。
機関車がレールの間に設置したスチレンボードの上で止まってしまいました。
何度試しても同じです。
止まってしまう位置は、スチレンボードの真ん中あたりのいつも同じ場所です。
スチレンボードの長さを半分にして再度試運転を再度行ったところ、問題は解消しました。
そのため、今回は上記のとおり、スチレンボードを半分の長さのままとすることとしました。
研修庫の中は未舗装となっていますが、次回以降にどうするか考えます。
今回はここまでです。
検修庫から、今回製作した舗装部分を通過して DE10 が出るところです。
へたっぴなところも多くありますが、とりあえず雰囲気は出ていると思います。