レイアウト建設は、本来は図面やパソコンなどで机上のレイアウトプランをしっかり立ててから、線路を購入し製作を開始するのが理想ですが、自分にはそのような時間もなく、パソコン用設計計用ソフトを購入する予算もないので、本レイアウトでは、用意したレイアウトボードに線路を敷き試運転をしながら、必要なものを追加購入しながらプランを決めています。
今はまだその段階であり、まだ線路の固定すら行うことができません。
今回は、15年以上(?)前に購入した旧モデルのトミックス415系で試運転を行いました。
作業前のレイアウトの様子です。
今回は、高架橋付線路化の推進と支線・引き込み線の追加を行いました。
高架線の区間は、直線部分でまだ普通の道床付レールを使用していましたが、この一部を 高架橋付レールと交換しました。
今回購入した高架橋付線路は直線でHS-280のコンクリート枕木の4本入りで、これを高架線区間に組み入れました。
今回、高架橋付線路化が実施された、高架線区間です。
こうなると、架線柱も欲しくなります。
まだ一部、暫定的に普通の道床付線路の部分が残りました。
写真の部分はS140の高架橋付線路と交換予定です。
余剰となっていた、電動ポイントN-PL280です。
この電動ポイントを本線エンドレスの一部に組み込み、その内側に支線を出すような配置に変更してみました。
なお、当レイアウトのカーブポイントはR280を基本としています。
エンドレスの内側に 追加された支線に8両編成の415系を停車させた様子です。
ここを今後どのようにアレンジするのか、現在検討中。
終着駅にして、車両留置線と工場への引き込み線も設けようと考えていますが、スペース的な制約があり、あまり欲張ったことはできなさそうです。
高架橋付線路と一緒に模型屋さんから買って来た、電動ポイントN-PR280です。
これもエンドレスに組み込みます。
エンドレスの外側にも支線を出すようにしました。
エンドレスの外に出した支線は、以前スタイロフォームで増設された部分に至るように配置しました。
ここで問題発覚です。
今回追加した支線用の電動ポイントを一部切り変えたところ、高架線区間を走行中の試運転列車が急遽停車して動かなってしまいました。
ヘッドライトも付きません。
本線(エンドレス)のどこかで通電不良を引き起こしている証拠です。
不良個所を調査したところ、まだ一部暫定的に普通の道床付線路が使用されている区間でした。
この線路は、旧レイアウトから流用した線路で、写真の右端の電圧を計測すると電圧は10.5を表示しました。
ところが、線路の左端の電圧を計測しても、パワーユニットから電流を線路に流しているにも関わらず、電圧計の数値が表示されません。
両端は新品の線路なので、このS140の線路が通電不良の原因となっていると考えられます。
この部分を他の線路と交換し再計測を行ったところ、電圧計は10.5を表示するようになり、不具合も解消されました。
この他にも、数か所で通電不良が見つかり、他の線路と交換しましたが、通電不良となっていたのは、いずれも旧レイアウトから再利用した線路でした。
線路を固定化するときには、十分注意しなければなりませんね。
今回の試運転でもう一つ、問題が発見されました。
8両編成の415系が、試運転では上り勾配区間で空転を起こして登れなかったことです。
4両編成では問題なく通過しましたので、おそらく編成としての列車の能力が低かったのか、あるいは勾配が急すぎたのかと思われます。
この区間は、まだ高架橋付線路への交換が完了しておらず軌道が不安定なので、線路の交換が完了した後に再検証したいと思います。
エンドレスの外側からスタイロフォーム増設区域に伸ばした支線の様子です。
この長さでは、4両編成程度の列車しか入線できません。
この支線は、将来的に車両基地まで延伸させようという構想もありますが、どうなるかわかりません。
今回はここまでです。