長野電鉄8500系は、2000系や3600系・3500系非冷房車などの老朽車置き換えのために東急から購入された車両で、整備・改造の上、2005年順次導入されました。
8500系は運転台にワンハンドル式主幹制御器を装備する界磁チョッパ制御車ですが、長野電鉄では初となりました。
長野電鉄譲渡に際し、LED式行先表示器・車内案内表示器(千鳥配置)・ドアチャイム・車椅子スペースが設置された他、ワンマン運転用に車内チャイム付自動放送装置も搭載されました。
また、降雪が多い地域での運用のため、客室ドアの凍結対策としてドアレールヒーター・耐雪ブレーキ装置・空調を効率的に聞かせるための3扉締め切り機能(1両あたり4扉中3扉を締め切りにする機能)なども追加されました。
編成は2M1Tの3両編成で、2005年と2006年・2009年にそれぞれ2編成づつが導入されましたが、うちT6編成は中間車が先頭車化改造をされた車両です。
勾配用の抑速ブレーキは装備していないため、30~40‰の勾配が連続する信州中野駅-湯田中駅間には入線できません。
鉄道コレクションではオープンパッケージで2020年に発売されたT4編成を所有しています。
↑ デハ8504
↑ サハ8554
↑ デハ8514
↑ デハ8504 前面の様子
↑ デハ8504 側面の様子 その1
↑ デハ8504 側面の様子 その2
↑ デハ8504 側面の様子 その3
↑ サハ8554 側面の様子 その1
↑ サハ8554 側面の様子 その2
↑ サハ8554 側面の様子 その3
↑ デハ8514 側面の様子 その1
↑ デハ8514 側面の様子 その2
↑ デハ8514 側面の様子 その3
↑ パンタグラフの様子
↑ 台車の様子
↑ デハ8514 運転台付近の様子