CHIBA TRAIN NET

現在は模型中心。今後、過去も実車の写真・記事を少しづつ整理・リニューアルいたします。

東急電鉄大井町線 6000系(2020年2月)

f:id:chibatrain:20210812220423j:plain

大井町線で活躍する急行用の6000系です。

これまで全列車5両編成で運転されていた大井町線田園都市線バイパス路線化とそれに伴う輸送力増強の一環として、2008年3月より急行電車の運行を開始することになりましたが。6000系は、これに合わせて6両編成6本が投入されました。

6000系は、急行列車用として専用に設計された車両ではありますが、基本的には当時の東急電鉄の標準車両である5000系がベースとなっていて、車体は5000系と共通の部材を使用した、20m片側4扉のオールステンレス車両です。

先頭車前面は繊維強化プラスティック(FRP)製で、5000系等と異なり特徴的なくさび型のデザインを採用し、オフセットで非常用貫通扉が設けられました。

車体の配色は、前面と側面窓上から屋根にかけて東急のコーポレートカラーである赤を配し、側面のパターンとラインは、大井町線のラインカラーであるオレンジで「くの字」のデザインが描かれています。

先頭部分のデザインと側面のラッピングを従来の車両と変えるだけで、全く異なる車両に見えてしまうのは面白いです。

主回路系は5080系と共通のIGBT素子による2レベル制御のVVVFインバータ制御装装置+かご形三相誘導電動機という当時の標準的な仕様で、編成比率は3M3Tとなりました。

f:id:chibatrain:20210812220427j:plain

急行列車は従来よりも1両多い6両編成とされましたが、それでも輸送力は足りないようで、2017年度下期から急行列車は7両編成での運用となり、6000系には新製された中間車1両が増結されました。

f:id:chibatrain:20210812220431j:plain

6000系の7両編成化では、3号車が増結車となり、長津田側の先頭車は、クハ6600からクハ6700に変更されました。

f:id:chibatrain:20210812220435j:plain

FPP製の先頭車前面部分です。

前照灯と尾灯は、下部両サイドに縦一列に配置されたデザインとなっています。

非常に個性の強いデザインですね。

f:id:chibatrain:20210812220440j:plain

先頭部分側面の様子です。

f:id:chibatrain:20210812220444j:plain

先頭車側面の様子です。

f:id:chibatrain:20210812220448j:plain

6号車(デハ6600)にはパンタグラフは2基搭載されています。

f:id:chibatrain:20210812220452j:plain

それにしても、派手なデザインです。

スピード感演出のため、天地いっぱいに「くの字」形のグラフィックがデザインされています。

f:id:chibatrain:20210812220455j:plain

パンタグラフシングルアーム式です。

デハ6200・6300に1基づつ、 先ほどのデハ6600には2基、編成では4基が装備されていることになります。

f:id:chibatrain:20210812220459j:plain

台車は軸梁式軸箱支持のボルスタレス台車です。

f:id:chibatrain:20210812220503j:plain

大井町線では、2018年12月から有料座席サービス「Qシート」(Q SEAT)が開始され,ましたが、6020系に続き6000系2編成にも「Qシート」が 連結されることになり、2019年4月以降に編成の組み替えが行われました。

6000系は2017年下期以降に7両編成化されたばかりですが、Qシート仕様のデハ6300の2両が新たに製造され、連結の対象となった、6101F・6102Fの3両目にそれぞれ組み込まれました。

捻出されたロングシート仕様のデハ6300は、新製後わずか1年程度で余剰となり、総合車両製作所横浜事業所に輸送されましたが、廃車にはされていなようで、今後の処遇は不明です。

f:id:chibatrain:20210812220507j:plain

6200系同様のオレンジ色のラッピングとなったQシート車両は派手ですね。

編成全体のデザインとして見た感じでは統一感がなく、個人的には少し残念です。