DD51は当時の国鉄を代表する大形ディーゼル機関車で、1962年から16年に渡って649両が製造されました。
エンジンはV型12気筒でインタークーラーとターボチャージャーを装備したDML61Z(最大出力1100ps/1500rpm)を2機搭載し(初期車はV8型1000psのDML61S)、動力伝達方式は日本の量産大型ディーゼル機関車としては初めて液体式が採用されました。
車体は小型機関車と同様の中央部に運転室を配置した凸型車体で、軸配置はB+2+Bとされ中間台車を用いて軸重を14t以下に低減したため乙線への入線も可能となりました。
幹線の非電化区間の優等列車の牽引機として全国に配置され、長崎本線の「さくら」「はやぶさ」、鹿児島本線の「はやぶさ」「あかつき」、東北本線の「はくつる」「ゆうづる」、奥羽本線の「あけぼの」「日本海」山陰本線の「出雲」なども牽引しました。
Nゲージでは、TOMIX製の旧製品を2両保有しています。
DD51 500番台①
品番:2219
2008年に発売されたハイグレード仕様の製品です。
車番は1187を選択しました。
製品では「DD51 1000番台」とありますが、基本的には500番台の全重連形(593号機以降)と同一の仲間に分類されます。
側面全体の様子
反対側から見た様子
DD51 500番台②
品番:2207
TOMIX初期の製品です。
車番は781を選択しました。
いまどきの製品と比べると細部が大げさに表現されていますが、個人的にはこれが非常に気に入っています。
窓が真っ黒です。
側面から見た様子です。
反対側から見た様子です。