鉄コレ車両の収納管理、前回の続きです。
↓ 前回の記事はこちら
前回考えたテーブルの詳細について更に検討を加え、以下の図のようにすることにしました。
マスタのテーブルは、2つ増えた4つになりました。
「所属・区分テーブル(T_kubunMT)」については、「カテゴリー」という名前に変更し、リレーションを張った2つのデーブルで構成する形にしました。
変更後のテーブルは以下の二つになります。
- カテゴリー1テーブル(T_cate1MT)
- カテゴリー2テーブル(T_cate2MT)
カテゴリー1とカテゴリー2、鉄道コレクションのデータの関係は次のようになります。
具体的には以下のとおりです。
「カテゴリー1」は、国鉄JR・大手私鉄・地方私鉄といった大まかな括りの区分を管理します。
例えば、上の写真では4つの車両がありますが、「カテゴリー1」では左側の2両(旧型国電と101系)は「国鉄JR型」、右側の2両(東武7800系と西武2000系)は「大手私鉄」にそれぞれ分類されます。
上の写真では、「カテゴリー1」では「大手私鉄」に区分される4つの車両がありますが、「カテゴリー2」では「鉄道会社」毎の分類となるため、左側の2両は「東武鉄道」(7800系と8000系)、右側の2両は「西武鉄道」(2000系と551系)にそれぞれ分類されます。
テーブルのデザインは、以下のとおり。
★カテゴリー1(T_cate1MT)
- T_cate1_ID(主キー)オートナンバー
- カテゴリー1名称 テキスト型
- 記事欄 テキスト型
- 表示順番 数値型
- 削除フラグ 数値型
★カテゴリー2(T_cate2MT)
- T_cate2_ID(主キー) オートナンバー
- T_cate1D 数値型
- カテゴリー2名称 テキスト型
- 記事欄 テキスト型
- 表示順番 数値型
- 削除フラグ 数値型
削除フラグは、リレーションシップで構成されたデータベースが中途半端なデータの削除によっておかしくなってしまうのを防ぐために設けました。
削除フラグをセットしたデータは、フォームなとに表示されず、使用できないようにし、データそのものは簡単に削除できないようにします。
収納・ロケーションテーブル(T_locationMT)についても、リレーションシップを張った2つのテーブルを設けることにしました。
テーブル名は、「収納」という文言を削除し「ロケーションテーブル」としました。
- ロケーション1テーブル(T_loca1MT)
- ロケーション2テーブル(T_loca2MT)
「ロケーション1」ではどの棚に収容されているかという大まかな括りを管理し、「ロケーション2」ではどのブックケースに収容されているかという詳細の括りを管理します。
しかしながら、「ロケーション1」で管理する「棚」には個別の名前がありませんので、今回それをつける必要があります。
車両ブックケースを収納する棚は、ホームセンターで売っているカラーボックスを横倒しにして、レイアウトの下に設置しています。
それぞれの「棚」にロケーション名をつけて、テプラを張って表示することにしました。
各棚は、レイアウト(本線レイアウトまたは車両基地のジオラマ)の下に設けていますのでレイアウト名に番号を付けたものとしました。
テーブルのデザインは、以下のとおり。
★ロケーション1(T_loca1MT)
- T_loca1_ID(主キー)オートナンバー
- ロケーション1名称 テキスト型
- 記事欄 テキスト型
- 表示順番 数値型
- 削除フラグ 数値型
★ロケーション2(T_loca2MT)
- T_loca2_ID(主キー) オートナンバー
- T_loca1_ID 数値型
- ロケーション2名称 テキスト型
- 記事欄 テキスト型
- 表示順番 数値型
- 削除フラグ 数値型
今回はここまで。
まだACCESSを触っていないので、次回ではACCESSの練習を兼ねてマスタ関連の4つのテーブルとフォーム(登録画面)作ってみたいと思います。